2025年4月7日月曜日

南海フェリー「フェリーかつらぎ」乗船記(和歌山港フェリーターミナル編)

南海フェリーの「和歌山港フェリーターミナル」にやってきました。「南海四国ライン」というロゴが見えますが、これは和歌山港と徳島港を結ぶ航路の愛称で、かつて存在した「南海淡路ライン」(深日ふけ港と洲本港を結んでいた)と区別するためのネーミング……でしょうか。
【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 7 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。

車検証を片手にターミナルに向かいます。「いらっしゃいませ ご利用ありがとうございます」の文字が嬉しいですね。

会いに行けるフェリー

ターミナルの中には待合室と、お食事・喫茶「South」があります。乗船券の購入で頭がいっぱいだったので、喫茶「South」の存在に気づかなかったのが痛い……(今頃気付いた有り様で)。
車両切符発売窓口と案内・受付カウンターが並んでいました。注目すべきはカウンター上の「時刻表」で……
なんと 1 日 8 便も就航しています(!)。しかも深夜便(2 便)と早朝便(3 便)もあり、おおよそ 3 時間間隔で運行していることになります。
一口に「フェリー」と言っても、一日 1~2 便で事前予約が必須なものと、フラっと予約無しで乗船できてしまうものがあります。北海道を例にした場合、「商船三井さんふらわあ」や「太平洋フェリー」、「新日本海フェリー」などは「予約して乗船するもの」というイメージがあります。

一方で川崎近海汽船の「シルバーフェリー」や「青函フェリー」などは、その気になればその場で乗船できそうなイメージがあります(試したことは無いのですが)。あと「ハートランドフェリー」や「オクシリアイランドフェリー」、「羽幌沿海フェリー」などの離島航路もその場で乗れそうなイメージが(以下同文)。

個人的に位置づけが良くわかっていないのが「津軽海峡フェリー」で、「連絡船」に近い位置づけだと思うので、その場で乗船できそうな想像もあるのですが……(これまでいつも事前予約していました)。

燦然と輝く「06 便」の文字

南海フェリーの「南海四国ライン」は「その場で乗れるフェリー」なので、深く考えずにフェリーターミナルに向かったのですが、ターミナルに到着したのが 11 時過ぎでした。あ……(チーン
乗船券には「06 便」の文字が燦然と輝いていました。乗船券が発行されたのが 11:09 で、6 便の出港は 13:40 です。まさかの 2 時間半待ち……。まぁ頻発とは言え約 3 時間おきなので、これくらいの待ち時間が発生する可能性は考慮すべきでしたね……。
窓口には「車で乗船のお客様へ」と題された案内が貼ってあり、「航送券を購入されたお客様は車を桟橋駐車場の方へ移動して下さい」とあります。とりあえず車に戻りますか……。
「紀ノ川河口大橋」につながる「青岸橋」のループが見えています。

和歌山市みどころ紹介

乗船券を販売している「和歌山港フェリーターミナル」は、南海電鉄和歌山港線の「和歌山港駅」と隣接しています(桟橋からは少し離れている、ということになります)。築堤の上にクラシカルなホーム上屋が見えますが、駅の開業は 1971(昭和 46)年とのこと。思ったよりも新しい……。
築堤の手前には時代劇に出てきそうな意匠の「和歌山市観光マップ」がありました。
「和歌山市みどころ紹介」は、やはり「和歌山城」がトップに来ているのですが、続いてに「友ヶ島」が紹介されているのが熱いですね……! 一度は行っておきたい所です。

「フェリー前」交叉点

「和歌山港フェリーターミナル」の裏手には、駅と桟橋を結ぶボーディングブリッジがあり……
ボーディングブリッジが県道 16 号「和歌山港線」を渡るところは「フェリー前」という交叉点になっていました。
「フェリー前」交叉点には巨大な「南海フェリー」の文字が入った看板(と案内図)が立っていました。いつも思うのですが、フェリー会社のロゴって昭和の雰囲気を色濃く残したものが多いですよね。レトロなデザインを好ましく思う人も少なくないのでは……?

緑豊かな「和歌山港駅」

南海「和歌山港駅」へは、ボーディングブリッジ経由ではなく、道路沿いから直接構内に向かうことも可能なのですが……
駅前が、すごく……緑豊かですよね(汗)。あっ、そう言えば「南海ホークス」のシンボルカラーも緑でしたね(たぶん関係ない)。
あと「南海電鉄」の下に「南海フェリー」の文字が並ぶのも面白いです。

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