2025年3月26日水曜日

小笠原海運「おがさわら丸」スイート乗船記(中ノ瀬航路編)

右舷側デッキから後方を眺めたところ、少し前に追い越したコンテナ船と、同じく少し前に追い越したセメント運搬船?がコリジョンコースに入ったような……? よく見ると手前にはモーターボート?もいるようで、めちゃくちゃカオスな感じが……。
【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2024 年 4 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。

ちなみにこれは 3 分後に撮影したものですが、第二海堡の奥にコンテナ船が見えていて、ほかに米軍?の艦船やらボートやら、一体何隻いるのだろう……という状態でした。
そしてこちらは第二海堡の写真ですが……
よく見ると、実は「東京湾観音」とのツーショットだったりします。

「中ノ瀬航路」へ

「おがさわら丸」は竹芝桟橋に向かって北上を続けます。到着は 40 分遅れを見込んでいるとのことですが……。
第二海堡の北には「中ノ瀬」と呼ばれる浅瀬があり、中ノ瀬の東側に「中ノ瀬航路」と呼ばれる北航航路があります。
喫水 20 m 未満の船が北に向かう場合は「中ノ瀬航路」を通るルールになっているようで、満載喫水 5.7 m の「おが丸」も「中ノ瀬航路」を通ることになりそうです。

横浜ベイブリッジ

13:50 になりました。そろそろ横浜の沖合を通過する頃なので、左舷側のデッキに向かいましょう。ふと思ったのですが、「特等室・スイート」の両側に専用のデッキがあり、容易に行き来ができるというのは地味に大きなメリットなのかも……。
「おが丸」は(最短コースである)中ノ瀬航路を北上するため、横浜から 13 km ほど離れた沖合を航行することになります。
ただ、ズームレンズ(フルサイズ 27-450 mm 相当)はしっかりと「横浜ベイブリッジ」の姿を捉えることができました。
かなり残念な感じになってしまったので、例によってあれやこれやで補正してみました。

信号旗の謎

「なかのせ 7」と書かれた航路標識(立標)がありました。「おが丸」は「中ノ瀬航路」に入ったようです。
「中ノ瀬航路」は 700 m 幅のようで、船舶はその中で他船を追い越すことになります。
この船は「遠賀」という名前のようですが、よく見ると信号旗を掲げていますね。真ん中のチェッカーフラッグは「N」を意味し、下の旗は「S」を意味するみたいですが、一番上の旗はどういう意味なんでしょう(Wikipedia には「第2代表旗」とあるのですが)。
右舷側には富津火力発電所と君津製鉄所が見えています。ベイブリッジよりは近い筈ですが、それでも 8 km ほど離れています。
「なかのせ 8」と書かれた航路標識(立標)がありました。航路の左右で色を変えている……とかでしょうか?
【おことわり】本記事内の写真は以下の目的のために Adobe Firefly の生成 AI による生成塗りつぶしを使用しているものがあります:周辺減光補正

前の記事続きを読む

www.bojan.net
Copyright © 1995- Bojan International


0 件のコメント:

コメントを投稿