2025年3月24日月曜日

小笠原海運「おがさわら丸」スイート乗船記(第一海堡編)

13:14 になりました。「おがさわら丸」は浦賀水道を北上中です。
【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2024 年 4 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。

横須賀の沖合で貨物船とすれ違います。後ろに見えているのは「横須賀火力発電所」だと思うのですが……
デッキの手すりをよく見ると、塩らしきものがこびりついています。
車を海沿いで保管するだけで痛むのが早くなる……なんて話もありますが、これを見ると納得ですね……。

横須賀 YOKOSUKA よこすか

こちらは横須賀の中心部でしょうか(タワマンが見えますね)。右の方に小高い森?が見えていますが、もしかしてあれが「猿島」だったんでしょうか……?
「SUMITOMO よこすか」と書かれた巨大なクレーン……でしょうか? 住友重機械工業横須賀製造所のようです。
横須賀と言えば古くからの軍港ですが、海上には艦船の姿も。
一方で……これは右舷側だと思うのですが、釣り船の姿も。貨物船・艦船・おがさわら丸・釣り船……浦賀水道はバラエティに富んでいますね(そう言えば「なだしお事件」の現場もこのあたりだったかも)

明治百年記念展望塔

右舷側にも、遠くの方に火力発電所(富津火力発電所)が見えます。例によってあれやこれやとレタッチしているので、色合い(特に空の)がちょっとアレな感じですが……。
あっ、これは……? ピクセル等倍に切り出しましたが、ANA ともちょっと違うカラーリングのような気も……?
富津岬の例の塔も見えました。「明治百年記念展望塔」と言うらしいですね。

第一海堡!

そして例の塔の先に……なにやら島が見えてきました(!)
この島は、明治政府が「東京湾防衛の要」として築造した人工島の一つである「第一海堡」です。1881(明治 14)年に起工し 9 年をかけて完成したものの、第二次世界大戦に敗戦後、連合国によって建造物が破壊されたとのこと。
こうやって見ると、確かに人工物っぽい雰囲気が感じられますね。どことなく海沿いの廃道と共通するものもありそうな……?
なお Google マップでは「第一海堡」のすぐ西側に航路が描かれていますが、実際には「第二海堡」の西側を通るのが正解っぽいです。


「富津岬」から「第一海堡」にかけて、およびその周辺の水深は 5 m 未満のため、大型船舶が通るには浅すぎて危険ということなんでしょうね。

前の記事続きを読む

www.bojan.net
Copyright © 1995- Bojan International


0 件のコメント:

コメントを投稿