小笠原海運「おがさわら丸」スイート乗船記（2 等寝台・2 等和室編）

4 デッキの船尾部にある「2 等寝台・エコノミーベッド」エリアにやってきました。

【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2024 年 4 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。

4 デッキ後方の 2 等寝台は 3 部屋あるのですが、https://www.ogasawarakaiun.co.jp/ship/ では船の横幅一杯の部屋が前後に 3 つ並んでいます（通路が見えません）。どういうことか謎だったのですが、寝台と寝台の間に通路があり、その通路が隣の部屋にも繋がっている……という構造だったようです。

これは「2 等寝台」の「室内」を覗いたものですが、普通に絨毯の敷かれた「廊下」が見えます。何故「廊下」という扱いでは無いのか謎ですが、法的なアレコレがあるのでしょうか……？

2 等寝台の船客用の「手荷物置場」も用意されていました。貴重品はコインロッカーに預けたほうがいいのだろうな……と思ったりもしますが、実際には問題になることは少ないのだろうなぁ……と思ったりもします。

このあたりの考え方は「火災保険」や「地震保険」に通じるものもあるかもしれません。問題が起こることは滅多にないものの、万が一を考慮するか否か……という話なのかな、と。

3 デッキへ

ちょいと移動して、4 デッキ船首部にある「レストラン Chichi-jima」の入口手前にある階段にやってきました。

この階段は 7 デッキから 2 デッキまで繋がっています。階段の下には何故か自転車？とベビーカー？が置かれています。

階段を降りて 3 デッキにやってきました。階段を降りた真正面に扉があります（開放されていますが）。

2 デッキにも「2 等和室・エコノミー」の部屋がある筈ですが、階段には「閉鎖中」と書かれた札がぶら下げられていました。「おがさわら丸」の旅客定員は 892 名とのことですが、この日の乗客は 500 人以下だったので、2 デッキは閉鎖しても問題なかったのかもしれません。

2 等和室・エコノミー

3 デッキの「2 等和室・エコノミー」エリアにやってきました。見取り図に赤いマークがついていますが、現在位置だとすればちょっとだけ間違ってる……？

3 デッキは「2 等和室」が 7 部屋ありますが、給湯器は 2 ヶ所に設置されています。

給湯室の隣は先ほど下りてきた階段の下で、ここも「手荷物置場」として活用されています。

寝具はお1人様1セットのみ

316 号室（2 等和室）には 18 人分のスペースが用意されていて、入口の横には更衣室も設けられています（更衣室は部屋ごとに設けられています）。

「寝具はお1人様、1セットのみご利用いただけます」と書かれていますが、これはつまり……「そうじゃない」使い方をする人がいるのでしょうね。

そう言えば 2 デッキに向かう階段が閉鎖されていましたが、そこにも「寝具の持ち出し禁止」と書かれていました。標準的に提供される寝具だけでは不足に思う人が少なくないのでしょうか……？

「2 等和室」はこんな感じの部屋でした（窓が無いんですね）。

クジラの尻尾

階段を上がって 4 デッキのエントランスに戻ります。

この階段は「レストラン Chichi-jima」前の階段とは別の階段で、頭上に「クジラの尻尾」のある階段です。インパクト、ありますよね……。

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