この手の電光掲示板は、テキストデータを用意するだけで手軽に情報提供できそうなイメージがあります。デジタルサイネージと違って手間暇がそれほどかからないのがメリット……でしょうか?
【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2024 年 4 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。
懐かしの 5 デッキ
階段を降りて 5 デッキに向かいます。5 デッキの左舷側には……あれ、このスペースは何という名前でしたっけ。椅子が並ぶ談話スペースのような場所があります。
向かい側(右舷側)には喫煙室が設けられています。船内で 3 箇所ある喫煙室のひとつで、ここが一番わかりやすい場所ですね。
5 デッキの船尾側には、懐かしの「特 2 等寝台」のエリアです。
5 デッキの左舷側にも乗降口がありますが、もともと 5 デッキの乗降口は干潮時に使用するもので、しかも「おがさわら丸」は右舷着岸が基本なので、このドアが使われることは滅多に無さそうな感じが……
5 デッキの船首側は、右舷側が「特 2 等寝台」で、中央(窓の無いエリア)が「2 等寝台」、そして左舷側が「1 等室」です。
「大階段」で 4 デッキへ
左右の通路の間(6 デッキ「ショップ ドルフィン」の真下)にもデジタルサイネージが設置されていました。5 デッキには、あとはシャワールームくらいしか共用設備が無いので、階段を降りて 4 デッキに向かいます。
「大階段」とも言うべき階段は 4 デッキと 7 デッキの間を結んでいます。3 デッキと 2 デッキにはオープンスペースが無い(船尾部の「ミニサロン南島」を除く)ので、階段も小ぶりなものになっています。
公衆電話ブース
4 デッキ右舷側の乗降口にやってきました。「おがさわら丸」で一番よく使われる出入り口で、父島・二見港でもこの乗降口から乗り降りしています。隣には公衆電話ブースがあります。
フェリーの公衆電話ブースは電話が撤去されているケースが多いのですが、「おがさわら丸」の公衆電話ブースは現役で、2 台の電話機が縦に並んでいます(珍しい配置ですが、プライバシーを考えると悪くないかも。
「おが丸」で公衆電話が現役なのは、携帯電話が使用できる区間が非常に短いことがその理由なのでしょうね。この公衆電話は衛星回線を使用するようで、航海中も普通に通話が可能……ということでしょうか。
そう言えば、以前に自宅で iPhone から「小笠原観光有限会社」に電話したことがあるのですが、しばらく話中が続いたものの、一旦繋がってしまえば特にタイムラグ等を気にすることなく会話ができていました。
Wikipedia の「小笠原諸島」の記事によると、2011/7/2 に衛星回線電話から海底光ファイバー経由に切り替えられたとのこと。
冷蔵コインロッカーの謎
公衆電話ブースの隣にも、駅の待合室のような談話スペース?があります。談話スペースの横、レストラン Chichi-jima に向かう廊下の入口部分には有料の冷蔵コインロッカーがありました。実は 4 デッキの自動販売機コーナーがすぐ近くにあり、そこにも冷蔵コインロッカーがあるのですが、何故 2 箇所に分散配置されているのかは謎です。
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