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デジタルサイネージの右隣の「小笠原村観光協会(父島)」と題された地図には父島の観光スポットがリストアップされていました。
デジタルサイネージの左隣には「小笠原ビジターセンター」の「クジラ展」のポスターが貼られています(下にはしれっと「エチケット袋」も置かれていますね)。
中央のデジタルサイネージは、当然のことながら刻々と表示内容が変わります。またしても「ポケふた」の紹介ですが……
今度は「海のレジャーを楽しむ皆様へ」と題された、観光客への注意喚起が表示されました。これ、創英角ポップ体ですよね……(汗)。
それこそ!!!
続いて「小笠原村観光協会」からの「困ったときは!!小笠原村観光協会まで!!」というメッセージです。おがじろうがウクレレ片手に「困ったときは頼るんだゾ!」と語っていますが、SNS でおなじみのいつも通りの口調に戻りましたね。まぁ「困ってなくても頼るんだゾ!」くらいの勢いでも良さそうな気もしますが……。観光協会からのアピールが続きます。おすすめのツアーがわからない時は相談ください……という内容ですね。
そして「島食材を楽しみたい!」という時も相談に乗ってくれるとのこと。
そして「おすすめの観光スポットがわからない!」という時も……。まぁ「観光協会」を名乗るからには当たり前のような気もしますが、「それこそ!!!」に軽く吹き出しそうになりました。
「B-しっぷ」の謎
「小笠原村観光協会」は村役場の向かいの「B-しっぷ」という建物(商工観光会館?)の中にあるのですが、結局「B-しっぷ」が何を意味するのかわからずじまいだったような気も……。あと二見港の「船客待合所」にも「観光案内所」があり、「おが丸」の入港日と出港日のみ開いているのですが、出港日に開いているのは……何故なんでしょう?(ちょっと必要性が思いつかず)
この航海は父島から竹芝桟橋に戻る途中、つまり小笠原からの「帰り」の便です。帰りの船でも小笠原村の案内がじゃんじゃん流れることに果たして意味があるのか……と思ったりもするのですが、リピーターの確保に向けた活動なんでしょうか。
ゴー!ゴー!小笠原 2024
猛烈な売り込みは「小笠原村観光協会」に限った話ではなく、「小笠原海運」も「おが丸でゴー!ゴー!小笠原 2024」と銘打ってツアーの案内をしていました。あっ……。そう言えば「ショップ ドルフィン」でこんなタオルを売っていたのですが……
この「ゴー!ゴー!」って、小笠原海運「55 周年」にかかっていたんですね!(現在通販されているタオルは「いってきます!タオル」という名前に変わっていました) 自分のニブさに戦慄を禁じえません(汗)。
母島観光協会からのお知らせ
今度は「母島観光協会」からの「母島へお越しいただく皆さまへ」と題された案内が表示されました。母島には「母島観光協会」があるのですが、これは「小笠原村観光協会」とは別の団体……ということでしょうか。小笠原村の Web サイトでは「小笠原村観光振興ビジョン(案)」という pdf が公開されているのですが、どうやら「小笠原村の観光関連団体」は以下の 5 団体があるとのこと。
- 一般社団法人 小笠原村観光協会
- 一般社団法人 小笠原母島観光協会
- 一般社団法人 小笠原ホエールウォッチング協会
- 小笠原村商工会
- 一般社団法人 東京諸島観光連盟 小笠原村観光局
「小笠原村観光協会」と「小笠原村観光局」の違いが良くわからないのですが、小笠原村観光局は港区にある「東京諸島観光連盟」の中に存在するとのこと。ある種の「出先機関」なんですね。
「小笠原村観光協会」は、そのネーミングに反して事実上は「父島」周辺をターゲットにしている、ということでしょうか。「小笠原村観光協会(父島)」と「母島観光協会」ではサイネージのレイアウトやデザインもかなり異なりますが、比較的カラっとした父島としっとりした母島という、気候の違いにも通じるものがありそうな感じも……?
逞しい商魂
力強い売り込みが続く中、商魂の逞しさではトップクラスの案内が出てきました。「ふるさと納税」で 30 % 還元とのこと(汗)。商魂と言えば、小笠原海運も自社の Web ショップ「OKK SHOP」をアピールしていました。前述の「いってきます!タオル」も絶賛販売中です。
まぁ、船内にいるのであれば、素直にすぐ横にある「ショップ ドルフィン」で買えばいいんですけどね。
「おがじろう」
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