2025年3月3日月曜日

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小笠原海運「おがさわら丸」スイート乗船記(ミニサロン南島編)

 

4 デッキ右舷側にある「自動販売機コーナーの一角に、こんな張り紙がありました。
コーヒー・ココア・スープ・お茶などの温かい商品が「3 デッキ後部 サロン南島にて販売中」とあります。

【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2024 年 4 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。

竜宮城への道

ということで、4 デッキ最後部にやってきました。「ミニサロン南島」の案内があります。あ、「サロン」じゃなくて「ミニサロン」なんですね。
階段と言えば、エントランス部の大きな階段を使うことが多いと思うのですが、「ミニサロン南島」へは、船尾部のこの階段以外ではたどり着けません。これは「穴場」の予感……!
階段の踊り場にはウミガメと回遊する魚のイラストが。(珍しく)広角レンズの良さが活きたアングルですね(自画自賛)。
階段のまわりにはウミガメと回遊魚のほかにも、イシダイ?やクラゲのイラストも。竜宮城っぽい雰囲気もありますが、これは 3 デッキという、一般利用客が入ることができる場所としては「最深部」にあることにピッタリの演出ですね。

絶妙なネーミング

竜宮城ミニサロン南島が見えてきました。この写真からもわかるように、この階段は 3 デッキでは「ミニサロン南島」専用です。
入口の横には「ミニサロン 南島」の案内がありました。「くつろぎタイムやお友達とのおしゃべりにご利用ください」とあり、「喫煙室のご用意も有ります」とあります。下の「おがさわら丸」という文字も渋くて格好いいですよね。
それにしても「レストラン 父島」「展望ラウンジ 母島」に対する「ミニサロン 南島」というネーミングは絶妙ですよね。南島は無人島ですが、(ツアーのおかげで)小笠原の無人島の中ではもっとも上陸が容易な島でもあるので、船の端っこ(最深部)にある「隠れ家」のネーミングとしては、これ以上無いのでは……と思わせます。

喫煙室あり〼

入口のすぐ横(=喫煙室の壁)にはピクトグラムがありました。ピクトグラムはカウンターと自販機を模したもののようで、左側にカウンターも見えていますね。
3 デッキの喫煙室は「ミニサロン 南島」の中にありました。「おがさわら丸」の喫煙室は 7 デッキ(展望ラウンジ Haha-jima 横)と 5 デッキ(乗降口横)、そしてこの 3 デッキにあるのですが、5 デッキ以外の喫煙室は比較的目立たない佇まいになっているように思えます(他社のフェリーではガラス張りになっていたりするケースもあるのですが)。

食いに行ける自販機コーナー

喫煙室の反対側には自販機があり、給湯・給水設備もあるほか、立食カウンターも置かれています。部屋に戻るだけで 3 分ほどかかる場合もありそうなので、カップラーメンはここで食べてしまったほうが良いのかもしれません。
立食カウンターの横には 6 台の自販機が並んでいます。よく見ると天井から自販機を固定するための金具?が伸びていますね。船尾部はピッチングによる上下動が比較的大きい筈なので、転倒しないように……ということなのでしょう。
カップラーメンの自販機は 4 デッキにもありましたが、「ミニサロン 南島」にはなんと「セブンティーンアイス」の自販機があります。4 デッキの自販機コーナーよりもスペースに余裕があるからか、地味に差別化を図っているのも素晴らしい戦略ですね。

地球の歩き方!

そして「セブンティーンアイス」の自販機の隣には、マスクや酔い止めドロップ、歯磨きセットやおが丸グッズなどを販売している自販機があるのですが……
なんと「地球の歩き方『東京の島々』」(書籍)も販売されていました(汗)。この「地球の歩き方」の表紙イラストは、父島・二見港を出航直後の「おがさわら丸」なんですよね。

チョコミン党

右から「カップ麺」「セブンティーンアイス」「おが丸グッズ等」「清涼飲料水」「清涼飲料水」と続き、6 台目の自販機が「アルコール類」のものでした。
アルコール類の相場については詳しくないのですが、めちゃくちゃ高くは無さそうな感じが……?
ということで、チョコミントアイスと炭酸飲料を購入して部屋に戻ってきました。

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