2025年2月27日木曜日

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小笠原海運「おがさわら丸」スイート乗船記(展望ラウンジ Haha-jima 編)

 

7 デッキ後方にある「展望ラウンジ Haha-jima」にやってきました。往路では荷物を施錠した個室に置けなかったために行くのを諦めていたんですよね……。
【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2024 年 4 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。

入口?の防火扉の横には、何故か海図らしきものが貼られています。
この海図は「東京湾」のものですが、いやー、めちゃくちゃ複雑ですね……。北に向かう船と南に向かう船で航路を分けているように見えます(世界標準?の右側通行みたいですね)。
これは東京港のクローズアップとかかな……と思ったのですが、よく見ると「父島二見港」とあります。ちなみに二見港の海図は 1:5000 で、東京湾の海図は 1:100000 とのこと。
どちらの海図にも書き込みがあるのですが、実際に使用されたものなんでしょうか……?
防火扉には「展望ラウンジ haha-jima をご利用のお客様へ」と題された案内が貼られています。「他のお客様へのご配慮の上」と「2 時間を目処」の文字にアンダーラインが引かれていますね。
あと何故か上に「父島乗船手続開始時間」と題された案内が貼ってあります。「展望ラウンジ Haha-jima」とは関係無さそうなのですが、何故……?

展望ラウンジ Haha-jima

展望ラウンジの入口はトイレ(と喫煙室)の先にありました。
中は海を眺めながら食事できるビュッフェなのですが、既に満席状態のため写真撮影を断念。展望ラウンジ Haha-jima は、ど真ん中をファンネル(煙突)が突き抜けているため U 字状の形をしていて、U の字の一番下に相当する場所にカウンターがあります。

カウンターの隣にはカヌーを模したテーブルがあるのですが、土台の部分が鏡になっていて、まるでカヌーが海に浮かんだように見えます。こういった鏡の使い方は一歩間違えると邪道にも思えますが、個人的には遊び心が感じられて好意的に感じます。
カウンターとカヌーの向かい(壁の向こうは煙突の筈)にはメニューなどの案内が所狭しと貼られているのですが……
「展望ラウンジ hahajima 全メニューお持ち帰り出来ます」とのこと。満席であっても部屋に持ち帰って軽食を食べることができる、ということですね。
それはそうと、チョイ悪風の船員(おがじろう)が敬語を使っているのが、なんか違和感が……

指定席

展望ラウンジ Haha-jima は、軽食の販売を行っているものの、あくまで「展望ラウンジ」なので、必ずしも軽食類を購入しなくても利用できそうに見えます。席を長時間占有する船客がいて不評を買ったからか、グループ向けに「指定席」が設けられていました。
「指定席」の横にはコカ・コーラの自販機が置かれていました。
自販機ではドクペも売られていました。お値段は島内価格っぽいですね。

船長だったのか……!

「展望ラウンジ Haha-jima」をグルっと一周して外に戻ってきました。
何故か左舷側の出入り口は案内が充実しているのですが……
ちょ、おがじろう、船長やったんかい……!

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