【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2024 年 4 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。
廊下には「禁煙のお願いです!」と題された紙が貼られていました(妙に腰が低いのが気になりますが)。下には喫煙室の案内があるのですが、なぜ隷書体……?(いやまぁ別に隷書体が悪い訳じゃ無いんですが、ちょっと不意を突かれたもので)
特等専用ラウンジ
7 デッキ最前部にやってきました。右舷側に「特等専用ラウンジ」があります。特等専用ラウンジ」の下には「特等室の乗船券をお持ちのお客様以外はご遠慮ください」とあります。ドアはカードキーで施錠されているものの、「共連れ」はできてしまいますからね。
中は……おおお。中央にはマッサージチェアがあり、手前のギャレーにはコーヒーメーカーなどが置かれています。
ギャレー
ギャレーにはホシザキの冷蔵ショーケースが置かれていて、中にはミネラルウォーターとお茶のペットボトルが置かれていました。特等室(スイート)の船客はミネラルウォーターとお茶、そしてコーヒーなどが飲み放題……ということになりますね。部屋の冷蔵庫に水が入っていなかったのは、「水は『特等専用ラウンジ』から持っていってね」ということだったみたいです。
冷蔵ショーケースの天板には「特等以外のお客様は利用出来ません」の文字が。何度も釘を差しているのは、これまでそういった事例が多かった……ということなんでしょうね。
なおこちらは翌日午後の状況ですが、やはりミネラルウォーターは人気があるのか、そこそこ数を減らしていました。
デロンギの全自動コーヒーマシンと、左はウォーターディスペンサーでしょうか。
コーヒーマシンの横にはコップとマドラー、シュガーやガムシロップ、クリームなどが揃っていました。
マッサージチェア(!)
ラウンジの中央部にはマッサージチェアが置かれています。メーカーをチェックするのを失念してしまったのですが、ファミリーイナダの FMC-S8100 という製品でしょうか……?ちなみにこの写真、小笠原村観光局の「新しくなった「おがさわら丸」の船内をご紹介!!」の記事に出てくる写真とそっくりなのが地味に笑えます。
マッサージチェアの向かいには壁掛けテレビがあるのですが、その脇に「消毒用アルコール」が置かれていました。
このように「専用ラウンジ」を設けるというのは、「そうか、その手があったか」と思わせる巧いやり方ですね。特にこのようなマッサージチェアは四六時中使用するものでも無いので、4 室 8 名で共有するとすればそれなりにペイしそうな気もします。全自動コーヒーマシンも同様で、各室に設置するよりも低コストでサービスが提供できるというのは「うまくやったな」という印象です。
特等専用デッキ・出入口
マッサージチェアの隣にあるテーブルセットは「特等室」にあるものと同じに見えますが、よく見ると冷蔵庫を置いた脇机がありません。窓の外は「特等専用デッキ」です。
「特等専用デッキ」には「特等専用ラウンジ」から出入りします。ドアの上下にドアロック(カムラッチハンドル?)が追加されていますが、これはディーゼルエンジンによる振動でドアがビリビリと音を出して震えるのを防止するためのもの……だと思われます(この手のラッチでドアをしっかり固定しないと、四六時中ずっと音に悩まされることになるんですよね)。
ドアには各種の注意事項が日本語と英語で記されていました。
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