2025年2月7日金曜日

次の投稿 › ‹  前の投稿

小笠原海運「おがさわら丸」スイート乗船記(出航 15 分前編)

 

「おがさわら丸」の出航まで、あと 35 分ほどとなりました。
【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2024 年 4 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。

埠頭では「小笠原建設(有)」の文字の入ったフォークリフトがコンテナを運んでいました。
コンテナの下にフォーク(つめ)を差し込んで……
ささっと向きを変えて……
「おがさわら丸」のクレーンの下にコンテナを運びます。
「おがさわら丸」はフェリーRO-RO 船とは異なり、車輌甲板とランプウェイを持たないため車輌が船内に乗り入れることができません。そのためコンテナの積み下ろしは全てクレーンで行うことになります。

積載作業完了?

フォークリフトが建屋に入ろうとしていました。出航まであと 30 分ほどですが、無事にコンテナの積載を終えたということでしょうか。
そしてよく見ると手前にキャリーバッグを引いた人の姿が。「ははじま丸」から「おがさわら丸」に乗り継ぐ人かもしれませんが、「ははじま丸」は 14:00 に父島・二見港に到着している筈……? 積もる話に花を咲かせていたのでしょうか。

別のフォークリフトも建屋に向かおうとしていました。コンテナの積載作業はほぼ終わったっぽいですね。
母島から大口貨物を「おがさわら丸」に乗せる場合は「おがさわら丸」の出航前日までに父島に運んでおく必要があるとのことですが、コンテナに入る貨物であれば当日の「ははじま丸」が入港後の 1 時間(実際は 30 分程度)でちゃちゃっと載せ替えることもできる……ということなのかもしれません。

太鼓が!

二見港船客待合所の前には結構な数の人が集まっていました。
おっ、太鼓が用意されていますね?
びみょうに「立入禁止」ラインを跨いでいますが、すぐさま警告が入るようなギスギスした感じではなさそうです。
太鼓の後ろには真っ白な服を着た一団も。首まわりに飾りをつけた人がいるのですが、父島を離任する海上自衛隊の人かもしれません。

このボートは……

南島ツアーの際にプレジャーボートを乗り降りした埠頭(旧・青灯台の近く)にはボートが集結していました。
これはマッチさんのボートかな? と思ったのですが……全然違いました(汗)。海上保安庁のボートのようです。
海上保安庁と言えば、タラップの手前で後ろ手を組んでいる人もいました。不審者が近づいたり乗船したりすることの無いよう、目を光らせているのでしょうね。

いってらっしゃい!!

一方で「お見送りゾーン」には、こんな横断幕を掲げた人の姿も。
イルカとクジラが飛び跳ねて、脇にはエイとウミガメ、そして「あかぽっぽ」とオガサワラノスリとオガサワラオオコウモリが描かれたイラストの上に「いってらっしゃい!!」の文字と「またきてねっ♪」の文字が。小笠原ユースホステルさんの横断幕ですが、めちゃくちゃいいですねこれ。
出航まであと 15 分を切りました。雲は出ているものの青空が広がっていて、雨に降られることは無さそうな感じです。

前の記事続きを読む

www.bojan.net
Copyright © 1995- Bojan International

0 件のコメント:

新着記事