2025年2月3日月曜日

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のんびり南島散策 (11) 「イルカ探し」

 

南島の東の沖合を北に向かいます。あとは西があれば完璧だったのですが……(何が)。
海蝕崖の中程に海蝕洞っぽいものが形成されつつありますね。あと数百万年もすれば「扇池」のように島の内側に貫通したりするのでしょうか。

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南島と父島の間の海峡区間を北に進んでいることになりますが、このあたりはかんぬき島を始めいくつもの島や岩礁が点在するため、南島に沿って北上するのがベストな選択肢のようです。海峡の西側を航行するので、結果として父島はやや遠くに見えることになります。
閂島に近づいてきました。この島は海峡に蓋をするような奇妙な形をしているので、「かんぬき」というネーミングもその形に由来するのでしょうね。
上空から見るとこんな感じで、まさに「かんぬき」なんですよね。


それはそうと、東側の海の波の高さは結構なものですね……(汗)。
波のお陰でボートが際限なくアップダウンを繰り返すので、カメラを水平に構えていてもこの体たらくです。

ジニービーチ

これは父島側をズームしたものですが、砂浜が見えます。父島はカルデラの島ということもあり砂浜の数はそれほど多くないからか、この砂浜にもちゃんと名前がつけられています。どうやら「ジニービーチ」のようですね。
岩の一部が赤くなっていますが、これは赤土の層なんでしょうか……?

閂島

閂島と縦島の間の海峡を望みます。奥のほうに見えているのは「中山峠」に連なる外輪山でしょうか……?
閂島のすぐ近くにやってきました。南島と同じく石灰岩でできた島のようですが、島のてっぺんの部分に僅かに植物が存在するのでしょうか。
閂島の西側を通過して沖合の海に出ます。

巨大な海蝕洞

前方右側に見えるのは「西島」でしょうか。だとすると正面に見えている岩は「二本岩」なんでしょうか。地形図では西側(左側)のほうが大きそうに見えるので、右側のほうが大きく見えるのがちょっと解せないのですが……。
南島の最北端の脇を通過します。これまた随分と大きな海蝕洞が形成されつつありますね。

イルカ探し

あとはこのまま二見港に帰るだけ……かと思ったのですが、そう言えばこの「半日南島ツアー」は「のんびり南島散策とイルカ探しの遊覧」というお題目でした(「のんびり南島散策」というタイトルはここからパクr拝借しました)。

父島近海におけるクジラウォッチングのシーズンは概ね冬から春にかけてですが、イルカウォッチングは一年中可能……ですよね?(誰に聞いている
ボートの船首側にも座席があり、そこからクジラやイルカを探しているツアー客もいました。航行中はまともに波しぶきをかぶる場所ですが、今は停戦中なのでその心配もありません。別の言い方をすれば、波しぶきをかぶるリスクはどこにいても同じです(汗)。

まだ見ぬイルカを探して、うねる海を進んだり停まったりを繰り返します。
「右に見えた! ○時の方向!」とか「左側にいた!」と言った声が時折飛んだものの、カメラに収めるどころか実のところは見ることすら叶わなかったのですが、すぐ近くを泳いでいる(かもしれない)という臨場感だけで、なかなかお腹いっぱいになってしまえるものなんですね……。

汽車を待つ君の横で

イルカ探しのために南島からかなり北上した海域に出たような印象があったのですが、改めて写真を見てみるとそれほど離れてなかったんですね……。
元の写真は随分とぼんやりした感じになってしまったので、Photoshop の「かすみの除去」を試してみました。元の写真ではそれほど気にならなかったのですが、周辺減光がえげつないですね……(これでも補正したんですが)。

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