【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2024 年 4 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。
おや、この石は一体……?
ピクセル等倍にトリミングしたものですが、何なんでしょうこのツブツブは……。
お邪魔してます
歩道のすぐ横にはこんな場所も……見事にピントが手前の枝に合ってしまっていますが、これ、鳥の巣穴なんですよね。こんなこともあるので、やはりマニュアルフォーカスも使えるようになっておかないといけませんね……。
南島の適正な利用のルール
この植物は「クサトベラ」のようです。一見すると草のようですが、これでも(?)常緑低木とのこと。かつて南島にはノヤギが生息していて、島の植生が破壊されたという苦い過去があります(もともとは人がヤギを持ち込んだので)。南島のノヤギは 1970(昭和 45)年から 1971(昭和 46)年にかけて根絶され、その後は東京都と小笠原村で「適正な利用のルール」を定めて植生の回復が行われてきました。
Wikipedia の「南島 (東京都)」の項には次のように記されています。
定められたルート以外は立ち入り禁止、1日あたりの入島人数は100人まで、滞在は2時間以内。11月から翌年2月にかけて植生保護のため上陸禁止期間が設けられる(年末年始を除く)。また島の物を持ち出すことはできない。
(Wikipedia 日本語版「南島 (東京都)」より引用)
この記述は「適正な利用のルール」に準拠したものですが、実は 2023 年にルールの見直しが行われています。見直し前 | 見直し後 | |
---|---|---|
利用経路外立入禁止 | 同左 | 同左 |
最大利用時間 | 2 時間 | ルール撤廃 |
1 日当たりの最大利用者数 | 100 人 | ルール撤廃 |
上陸 1 回当たりの利用者上限 | 15 人 | 同左 |
入島禁止期間 | 11/1~2/末 | ルール撤廃 |
木陰の小径へ
鮫池と扇池の間に聳える岩山です。どことなく日本離れした雰囲気がある(デビルズタワーみたい?)のは周りが森に囲まれていないから……かもしれませんね。ここまで一本道を歩いてきましたが、ここからは右側の小径に向かいます。ヒルクライム区間のためカメラの固定に注意が必要とのこと。
サイザル麻(だと思う)の木陰の中を歩きます。石が埋められているのは赤土の流出防止のためでしょうか……(効果は限定的に思えますが)。
ヒルクライム区間へ
ピクセル等倍にトリミングしたものですが、見事にブレちゃってますね……。毎度おなじみタコノキの気根ですが、よく見ると枝がカットされた跡もあるような……。植生の回復に努めているものの、一方で外来種の蔓延を防ぐために手入れも行われているみたいです。
標高 30 m ほどの丘を目指して山登りが続きます。途中に何箇所か比較的厳しいところがあり、一度足を踏み外しそうになって焦った記憶が……。
ビュースポットに到着!
「クサトベラ」の向こうに上陸地点だった「鮫池」が見えます。足を踏み外さないように(ミラーレスを壊すと洒落にならない)一歩一歩を踏みしめながら登ること数分で……
「扇池」を(ほぼ)一望できるビュースポットに到着しました! この扇池は小笠原を代表するビュースポットで、南島上陸の目的は「扇池を見る」だけで 8 割を超えてそうな……(自分調べ)
‹ 前の記事
www.bojan.net
Copyright © 1995- Bojan International
0 件のコメント:
コメントを投稿