実際にガイドのマッチさんからのメールにも「ボートの舳先から岩場に乗り移り悪路を歩きます」とあり、「足腰の悪い方や脚力体力がない方はボートで待っていただく場合があります」との注釈もあります。この点については乗船時にも軽くスクリーニングがあり、「ボートに飛び移ってくださいね~。これができないと南島上陸は難しいですよ~」みたいな感じだったような記憶が。
【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2024 年 4 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。
桟橋代わりの岩場
上下船の際に利用する「桟橋代わりの岩場」はこんな場所です。階段が二手に別れているのが謎ですが……当日は少し潮が引いていたかなぁと思ったのですが、小笠原村観光局の「南島への観光をご検討中の方へ」の写真を見ると更に潮が引いているようにも見えます。
「ボートの舳先から岩に飛び移る」ことに恐怖を覚える方もいらっしゃるかもしれませんが、ボートの舳先はこのように……
バンパーがついていて、上下船はバンパーが岩にぶつかった状態で行うので、実際に経験してみると「なぁんだ」と拍子抜けする可能性が高いです(歩幅を倍にする程度と考えれば当たらずとも遠からずかと)。
一体何処へ……
ということで、舳先から岩場にひょいと飛び移って、南島に上陸です。南島観光は、母島の石門地区と同様に「東京都自然ガイド」の同行が必要で、またガイド 1 人が引率可能なのは 15 人まで、などの細かなルールが設定されています。「南島上陸ツアー」の催行者は複数存在するため、上陸地点にボートを係留するという訳にはいきません。
それにしても、随分と離れたところに行ってしまいましたね……。何をされているのでしょう……? 水抜きとかガス抜きとか、係留の前準備があるのでしょうか……?
ラジエーターグリル?
マッチさんのボートは、最終的には岩場の陰に繋がれていたようで、ご本人もいつの間にか上陸を済ませていました。上陸客が上り下りする金属製の階段の横に、コンクリート製の階段が何故か途中まで存在しているのですが、もしかしたらこちらの階段はボートの係留前後に使用する「プロ向け」の階段なんでしょうか……?
階段の傍にはゴツゴツした岩が転がっているのですが……
この岩、よく見ると奇妙な形をしていますね(まるでラジエーターグリルのような……)。サンゴなのかなと一瞬思ったりもしましたが、軽石に近い火成岩の一種とかでしょうか?
うろこ雲?
上陸用の階段から西の空を眺めます。うろこ雲……でしょうか?よーく見ると、カツオドリらしき鳥が羽を休めていますね。
それでは、ガイドさん先導で南島観光です!
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