2025年1月20日月曜日

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のんびり南島散策 (1) 「いざ南島へ!」

 

ハイエース(だと思う)にて移動すること数分で、大村海岸と二見港の間にある防波堤にやってきました。「B.I.T.C. 小笠原生協」の横の道を海側に向かい、旧・青灯台の脇を通り過ぎたところです。
後部のトランクにはゴム製?の衣服と三脚などが置かれています。ガイドのマッチさんの Web サイトは https://hoshizorayasan.com/ で、Web サイトのメニューには「星空のツアー」が一番上に位置しています。三脚は「仕事道具」なのでしょうね(貸出用かな?)。

【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2024 年 4 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。

毎度おなじみのバケツ

この日は「おがさわら丸」の出港日ですが、出航は 15 時なので、午前中はこのボートで南島に上陸します。見た感じではかなり新しそうなボートですね。
船室の中央あたりにハンドル……操縦輪?……が見えますね。
そしてボートの前には何故かバケツとブラシが。もうすっかりお馴染みですが、小笠原のマイマイを食い尽くしたプラナリア「ニューギニアヤリガタリクウズムシ」や、外来種の種子を南島に持ち込むことの無いように、ここで靴底を綺麗にする……ということですね。
https://hoshizorayasan.com/sea-play-tour/ によると、「ボートは揺れに強いカタマランボートを使用。キャビン(船室)、トイレもあるので安心です」とありますが、写真が違うような気も……? 以前に「船を新しくした」という文面を見かけた記憶があるのですが(記憶違いだったらすいません)、その関連かも?

少数精鋭?

南島に向かう船は他にもいるようで、旧・青灯台の前にもボートが係留されていました。こちらはゲスト 5 名+ガイド(マッチさん)の 6 名ですが、向こうの船は随分と人が多そうな……。
ボート(プレジャーボート)と「おがさわら丸」のツーショットです。6 時間とちょい後には「おが丸」の船内にいる筈なんですよね……。

出航!

8:22 に、我らが「半日南島ツアー」のボートが二見港を離れました!
船内では万一の事故に備えて防水性のあるゴム製の上下を着用します。正面やや右に見えているのが「野羊山」で、ボートは野羊山の右側を通り抜けて南島に向かうことになります。
これは進行方向右側ですが、中央に見える白い建物が「父島気象観測所」です。毎度おなじみコスモ石油のガソスタの隣の建物ですね。奥に見える形の良い山は「船見山」でしょうか。

完全に一致

キャビン(船室)の中に操縦輪が見えたのですが、マッチさんはキャビンの後ろに半身を乗り出した形でボートを操縦しています。高いところから海面を眺めたほうが良いということなんでしょうか……?
あっ、そういえば……。この日の前日(Day 4)に「ははじま丸」で二見港に戻ってきた時に、近くを通りかかったボートがいたのをご記憶でしょうか? 伊豆諸島開発「ははじま丸」乗船記(二見港・入港編)の記事なのですが……
うわっ……、完全に一致……! まさかこんな形でお会いしていたとは……。世間は狭いと言えばそれまでなんですが、こんな偶然もあるものなんですねぇ。

ピッチング

船舶の揺れは飛行機と同じく「ヨーイング」「ローリング」「ピッチング」に大別されます。船舶は飛行機と比べてヨーイング(横滑り)やローリング(左右の傾き)は小さい代わりに、水面を移動することから延々と波を乗り越える必要があり、それがピッチングとして表面化します(ずっとシーソーの上に乗り続けるようなものです)。
ピッチングは船体が長ければ長いほど穏やかになるので、船が小さければ小さいほど強烈なピッチングに見舞われる……ということになります。まぁ、こんな感じでずーっと上下に揺れ続けることになるということです。個人差はあると思いますが、そのうち慣れるんじゃないかと……。
右手に「烏帽子岩」が見えてきました。「おがさわら丸」の行く手を阻む岩ですが、地理院地図を良く見てみると、更に南東側にも岩礁があるっぽいので、「おが丸」は入港時・出港時に大回りを強いられることになるのでしょうね。

冷えた溶岩

南島に向かうには「野羊山」の沖合をかすめるように通過するのが最短ルートです。ある程度マージンは確保した上で「野羊山」の断崖に近づきます。
溶岩が一気に海で冷やされたからなのか、派手にクラックの入った岩が見えます。
残念ながらピントが合ってませんが(汗)、この岩もなんだか気味が悪いですね。
波立つ海面を進むこともあり、時折波しぶきが飛んでくることもありますが、ゴム製?の上下を着用しているので全く気になりません。気をつけることがあるとすれば、カメラを守ることくらいでしょうか。

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