2024年12月27日金曜日

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ガイドさんと回る母島半日ツアー (7) 「サイザル麻の花?」

 

「ははじま丸」(と「第七十八伸光丸」)が停泊中の沖港の前浜に戻ってきました。ここには公衆トイレとシャワーが設置されていて、トイレ休憩タイムとなりました。


足元には絵入りのタイルが 3 つ並んでいて、真ん中が「村の花」「ムニンヒメツバキ」と描かれています。
【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2024 年 4 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。

左側が「アオウミガメ」で……
右側が「村の魚」「アオムロ」です。アオムロだけ写真が傾いているのですが、深い意味はありません(「アオムロ」を最初に撮影したんですが、その後タイルに正対して撮影したほうがいいんじゃないかと気づきまして)。

最も古い景観のひとつ

これはトイレの裏側にあたる場所で、この川の水は母島の水源のひとつである「乳房ダム」から流れてきたものです(川の名称は不明)。ガイドのカノープス母島さんの話によると、川の向こうに見えている木々が、母島の最も古い時期の写真でも確認できるとのこと。母島における「最も古い景観」のひとつだ、ということになりますね。

サイザル麻の花?

都道 241 号「沖港北港線」・通称「北進線」を北に向かいます。崖の上にサイザル麻が繁茂しているのが見えます。
ところで、この木が気になったのですが、これは木ではなくサイザル麻の「茎」らしいのですね。
サイザル麻は「リュウゼツラン属」なのですが、リュウゼツラン属の植物は 10~20 年に亘って葉を広げ、その後「開花期」を迎えると急に花茎が成長してその先に花をつけるとのこと(同時に葉は枯れ始める)。つまり、これは数十年に一度しか見ることのできない貴重な「サイザル麻の花」だった、ということになりそうです。

それにしても、この植物が、十数年から数十年後に突然「背伸び」して花をつけるというのも……面白いものですね。

新夕日ヶ丘

「道路情報」には「走行注意」「工事中」「これから先」とありましたが、片側交互通行のため信号機が設置されていました。母島には常設の信号機はありませんが、この手の信号機はちょくちょく設置されるとのこと。
都道 241 号・通称「北進線」を走ること十数分で「新夕日ヶ丘」にやってきました。
ここは南から南西に向かっての展望が楽しめるところで、「向島」や「平島」「姉島」を見ることができます。「新夕日ヶ丘」と言うからには、きっと沈む夕陽も美しいのでしょうね……。


このあたりの標高は 177 m ほどとのこと。いつの間にかかなり高いところまで登っていたのですね(車に乗れて良かった……)。

向島・平島・姉島

右側に見えているのが「向島」で、正面やや左に見えているのが「平島」と「姉島」でしょうか。
「平島」と「姉島」をちょいとズームしてみました。もやがかかったようで、かなりぼんやりした印象になってしまっています。
ということで、Photoshop で「かすみの除去」を試してみました。かなり強めに除去したところ、ちょっといい感じになったような……?
「向島」もぼんやりした感じになっちゃったので……
同様に「かすみの除去」を試してみました。「かすみの除去」は偽色が出やすい印象があったのですが、今回はなかなかいい感じになったのでは……?

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