実質 3 時間半程度で母島の見どころをサクっと回ってしまおう……ということになるので、全てガイドのカノープス母島さんにお任せだったのですが、事前に「ここは見ておきたいなぁ」と思っていた場所が二つほどありました。
ひとつ目がこちらの「都道最南端」です。都道 241 号「沖港北港線」(通称「南進線」)の最南端なんですが、つまり数ある都道の中でもっとも南に位置する……ということになります。まぁ、ただそれだけなんですが……(汗)
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「都道最南端」からも歩道(南崎線)が南に伸びていて、南崎方面に向かうことができます。コンクリート製の控えめな車止めが置かれていて、「都道最南端 母島南崎」の案内と「小富士」「蓬莱根海岸」「南崎線歩道」への案内が立っているのですが……
2010 年のストリートビューでは細かな違いが見られます。右側の看板が新しくなったのは良いとして、左の看板もびみょうに違っているんですよね……。
都道最南端の先には、「南崎線歩道」に向かう歩道が伸びていました。「南崎線歩道」は「万年青橋」で分岐しているのですが、この先の階段を 60 m ほど降りたところで合流しているようです。
これは……プルメリア?
美しい花弁状の葉を広げた木が茂っています。これも「ムニンヒメツバキ」かな、と思ったのですが……。
よく見ると葉っぱの形がちょっと違うような気もします。画像検索した限りでは「プルメリア」のようにも思えるのですが……。
57.91
「沖港北港線」の標石……じゃなくて標木?には「57.91」の文字が。これは距離ではなく標高のようです。左側が都道 241 号「沖港北港線」の実延長は 13.52 km とのこと。ただ、この地図を見るともっと長く感じられますね。
ここから沖港の近くまでは、来た道を戻ることになります。
ところで、これはヤドカリのように見えるのですが、標高 50 m ちょいの高台で何故ヤドカリ……?
「マニラ坂」から「前浜」へ
都道 241 号「沖港北港線」の通称「南進線」区間沿いにはヘリポートの跡や発電所などがあるのですが、このあたりはかつて「マニラ麻」が多かったからか、「マニラ坂」という通称で呼ばれるとのこと。「マニラ麻」や「サイザル麻」は糸を紡ぐために導入された植物ですが、良質な漁具には良質な繊維が求められた……ということなのでしょうね。
沖港の「前浜」に戻ってきました。
港には「ははじま丸」と、その向こうに「第七十八伸光丸」が見えます。
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