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拝殿(でいいのかな?)の前には賽銭箱が置かれています。右側には倉庫らしき建物があり、左奥には石碑(詳細は後ほど)が見えています。
建物の右側には何かが書かれた紙?が張られているのですが……
これは……なんとか構文でしょうか?(違)
奉賛者芳名
建物の西側には窓があり、窓の上には金属板が張られています。金属板には「由緒」と「小笠原神社建設代表委員」「建設委員」そして「奉賛者芳名」が刻まれていました。よく見ると欧米系島民(の子孫)と思しきお名前もありますね……!
無人島発見之碑
拝殿?の斜め後ろの石碑は「無人島発見之碑」でした。横長の、どことなく石臼を思わせるデザインの石碑で、二段構えのユニークな構造です。石碑の上段には金属板が 3 つ埋め込まれていて、中央の金属板には「小笠原貞頼」の小笠原諸島発見譚が記されています。
左側には「無人嶋大小八十余山之図」が描かれています。この図は 1785(天明 5)年に林子平(「海国兵談」で知られる)によって描かれたものの複製とのこと。
右側の図は(何故か右側が北になっていますが)同じく林子平による図で、本州・伊豆大島・三宅島・御蔵島・八丈島・青ヶ島と「北ノ嶋」(=父島)・「南ノ嶋」(=母島)が描かれています。
林子平がこれらの図を描いたのは欧米系島民が渡来する前なので、こういった資料のおかげで無事日本の領土として認められた、ということなんでしょうね。
「無人島発見之碑」には「平成五年(一九九三)十一月吉祥日 建立」との文字が刻まれていました。まだ日本にお金があった頃ですね……(溜息)。
パープルフリンジ!
神社の境内からは二見港を眺めることができます。……あれっ、葉っぱが紫色に見えるのは、もしかして……?Photoshop の HDR トーンを適用する前は、こんな感じだったのですが……
オリジナルの写真をピクセル等倍で切り出してみました。葉っぱの周囲がどことなく紫色を帯びているように見えます。これが噂の?「パープルフリンジ」というヤツですか!
パープルフリンジが出た写真に HDR トーンを適用すると、こんなに偽色が強調されることもあるんですね……。勉強になりました。
綺麗ですが飲料には適しません
境内の入口に手水舎があるのですが……(1 枚目の写真も参照ください)。「手洗い水」とあり、「この蛇口の水は」「当神社の屋根に降りた天水です」「綺麗ですが飲料には適しません」との注意書きが立てられていました。
そういえば、拝殿の北側(賽銭箱の反対側)に水タンクが……。なるほど、これは手洗い用の水を溜めていたのですね。
それでは、そろそろ「小笠原神社」を後にして、駐車場に戻ることにしましょう。
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