2024年10月9日水曜日

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レンタカーで父島一周 (11) 「モモタマナ?」

 

レンタカーに戻ります。勾配を強調するためにアングルを盛ったようにも見えますが、後ろの標識の角度を見ると、その疑いも晴れるかもしれません。停車であっても P レンジは必須ですね……。
【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2024 年 4 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。

坂を下ります。ちょうど正面に停泊中の「おがさわら丸」が見えますね。

行文道路

都道 240 号「父島循環線」と接続する T 字路に戻ってきました。OpenStreetMap では「行文道路」とあるのですが、このネーミングは何なんでしょう。この区間は小笠原小中学校と小笠原高等学校を繋いでいるのですが……。
小笠原支庁の Web には「行文線整備事業(奥村~清瀬)について」というページがありました。どうやら「行文」で「ぎょうぶん」と読ませるみたいで、小笠原高校の北側を抜けて(有)小笠原整備工場との間をトンネルと桟道で結ぶ区間の整備を計画中とのこと。桟道区間は景色が良さそうですが、8 % の勾配らしいのでドライバーが眺望を楽しむのは難しいかも……(図面では非常駐車帯が設置されるようにも見えますが)。

都道 240 号「父島循環線」は父島の集落間を結ぶ循環道路ですが、奥村地区のみルートが一本しか無く、厳密には循環とは言えない線形です。奥村地区で災害が発生すると(村役場などのある)大村地区と南側の扇浦地区が寸断されることになるので、山手にもう一つ道路を建設して冗長性を高めよう……ということなのでしょうね。

丘を越えて

「行文道路」で「小笠原小中学校」の裏手を抜けてしばらく走ると、前方に交叉点が見えてきました。都道 240 号は右にカーブしていますが、左折して宮之浜に向かいます。運転中に撮影はできないので代わりにストビューで。


峠を越えて父島の北海岸に向かいます。一般道で父島北側の海岸に出られるのはこの宮之浜だけの筈……。


道路はここで行き止まりのようです。終点はロータリーになっていて、ロータリーの周縁部は駐車スペースになっています。
ロータリーの真ん中には立派なタコノキが。

謎の鉄骨

駐車スペースに車を止めて、「宮之浜」の波打ち際に向かいます。
道路沿いには何故か剥き出しの鉄骨がそのままになった場所が。敷地はフェンスで囲まれていて、妙に物々しい雰囲気が……。
川の水も、どう見ても赤茶色ですよね。水と言うよりはオイルのような色合いです。

海を利用される皆様へ

「宮之浜」の砂浜に向かうウッドデッキが整備されていました。波打ち際に近づきたいけど靴が汚れるのはちょっと……というわがままな願いを叶える素敵な配慮ですね。
看板が二つ立っていました。
一つは「海を利用される皆様へ」というもので、水産動物の採集における禁止事項が記されています。
もう一つが「国指定小笠原群島鳥獣保護区 区域図」です。これは「ウェザーステーション展望台」の近くにあったものと同じですね。

モモタマナ?

謎の鉄骨のある敷地の中には大量のドラム缶が横に並べて置かれていました。フェンスには「危険物屋外貯蔵所」「火気厳禁」の文字も見えます。
そしてフェンスの向こう側(敷地内)には、まるで白樺のような幹の白さが印象的な木が。丸い葉っぱが特徴的ですが、これは「モモタマナ」でしょうか……?(植物には本当に詳しくないもので……)
ウッドデッキの手前にも立派な巨木が立っていましたが、これは何という木なんでしょう。小笠原では「コブノキ」と呼ばれる「シマホルトノキ」が自生していますが、葉っぱの形がちょっと違うような気も……(葉っぱの形は「モモタマナ」っぽい?)

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