【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2024 年 4 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。
「休憩舎」は鞍部に位置していたようで、ここからしばらくは上り坂となります。
ここも歩きやすいように階段が整備されています。よく見ると左側にも水槽らしきものがありますね。これも「要塞化」の際の遺構なんでしょうか。
またしても外来種
階段を構成していたと思しき丸太が朽ちて土に還ろうとしていました。丸太とは対象的に、敷石は風化はするものの朽ちて腐ることが無いので、比較的現状を留めているようですね。石には穴が開けられていて、ポールのようなものを支えていたようにも見えますが、プラスチック製だったのか、見事に穴の周りを除いて消え失せていました。
上り勾配がやや落ち着いたので、階段は姿を消して普通の遊歩道っぽくなりました。火山性の土壌なのか、土がちょっと赤みを帯びていますね。
紫色の花を咲かせている草を見かけました。ググってみたところ、これは「ホナガソウ」では無いかとのこと。これも中南米が原産らしいのですが、戦後ではなく明治の頃に持ち込まれたのでは……とのこと。日本では小笠原のほか、琉球列島にも「帰化」しているそうです。
ビュースポットへ
「三日月山」がカルデラの外輪山だったとしたら、カルデラの内側から外周側に向かっていることになります。この先は「兄島」や「人丸島」、「西島」などを見渡せるビュースポットがあるんでした。「西島」が見えてきました。
気になるタコノキ
遊歩道はビュースポットで南に向きを変えます。あとは駐車場に戻るだけなんですが、まだ復路全体では 30 % を過ぎた程度です。ここにも、既存の生態系に害を及ぼす「ノネコ」を捕獲するための罠、通称「『ねこ隊』の罠」が置かれていました。奥には小笠原固有種の「タコノキ」も見えますね。
遊歩道の右側にも「タコノキ」が見えます。「タコノキ」はパイナップルみたいな実をぶら下げていることがあるんですよね。
左右に生えている「草」が気になったのですが、これってもしかして「タコノキ」の若木なんでしょうか……?
謎の人工物
これは進行方向右側だったと思うのですが、近代的な人工物も見えます。これも気象観測関連の施設?なんでしょうか……?よく見ると足下にも「電」の文字の入ったマンホールが。
戻ってきました
南国情緒あふれる一角を通り過ぎると……駐車場に隣接するトイレと東屋が見えてきました。
展望台から駐車場まで、約 15 分ほどで戻ってこれました。案内板には「徒歩約 15 分」とありましたが、大正解でしたね。
www.bojan.net
Copyright © 1995- Bojan International
0 件のコメント:
コメントを投稿