2024年9月13日金曜日

父島さんぽ (16) 「素晴らしい B. I. T. C.」

学校のような建物が見えてきました。ただよく見ると手前の駐車場には黄色い特殊車輌っぽいものも見えます。この建物は「東京都小笠原支庁」の建物とのこと。
小笠原警察署の向かい(この写真には映っていないですが、右側)に「小笠原総合事務所」がありますが、これは「小笠原支庁」ではなく、国土交通省の現地行政機関だったんですね(都ではなくて国の行政機関)。

【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2024 年 4 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。

建築計画のお知らせ

「東京都小笠原支庁」の隣が「小笠原小中学校」でした。「建築計画のお知らせ」が立っていますが……
どうやら小笠原小中学校の改築工事が行われるとのこと。2022 年 9 月に着工予定で 2028 年 3 月に完了予定とのことですから、2022 年に小学校に入学した児童が小学校を卒業する頃に工事が完了する……ということになりますね。長丁場ですが、こんなものなんでしょうか。

農産物観光直売所

明らかに山のほうに向かい始めたので、右折して「湾岸通り」に向かいます。「JA」のマークのついた「小笠原アイランズ農業協同組合 農産物観光直売所」が見えてきました。小笠原の農産物を土産にしたい場合は、第一の選択肢となるお店でしょうか。

小笠原観光有限会社

農産物観光直売所の向かいには、新築間もないアパートのような建物がありますが……
実はこのピッカピカの建物が「おがまるパック」の「父島観光オプション」を提供してくれる筈だった「小笠原観光有限会社」のオフィスでした。「バス半日観光」が予定通り開催されていたなら、ここが集合場所になっていた筈です。よく見ると、奥に整備工場のようなガレージもあるんですね。
「小笠原観光有限会社」では各種のツアーを催行しているほか、バイク・自転車やシュノーケリング用具のレンタルも行っているとのこと。父島は意外と山もあるので、原チャで回るのが良さそう……だったのですが、「小笠原観光」では、日頃からバイクに乗っている人以外はバイクをレンタルしないとのこと(事故が多いため……だそうです)。
ということで、バイクではなく「電動アシスト自転車」がプッシュされていました。

BITC 小笠原生協

「小笠原観光有限会社」の前から「湾岸通り」を東に向かいます。右側に「BITC 小笠原生協」が見えてきました。どことなくコンビニっぽいカラーリングにも見えますが、「小祝商店」と並ぶ父島のスーパーマーケットの一つです。
この「BITC」が謎だったのですが、これは Bonin Islands Trading Company の略で、1948(昭和 23)年に設立された「小笠原諸島貿易会社」に由来するとのこと。思った以上に由緒正しい組織……だったのですね。

133 段!?

「B.I.T.C. 小笠原生協」の東側は園地となっていて、道路沿いには駐車場も整備されています。停泊中の「おがさわら丸」も見えますね。
父島には「PAPA」を名乗る施設が妙に多い印象があったのですが、良く考えるまでもなく「父」=「パパ」だったのですね(汗)。この道は「大神山神社」の参道で、正面に鳥居も見えています。
階段の部分をトリミングすると、更に迫力が増しますね……(汗)。段数を数えてみたのですが、133 段……で合っていますか?(誰に聞いている
この階段を登りきって、更に坂を登った先に「大神山公園」の「山頂展望台」があります。

この顔にピンと来たら

「B.I.T.C. 小笠原生協」の手前には、小笠原村営バスの「青灯台入口」バス停があります。小笠原村営バスの全系統が停車するバス停で、一日 9.5 往復が設定されている「扇浦線」も停車します。
「青灯台入口」バス停の手前は駐車場になっているのですが……
駐車場の横の歩道脇に石碑がありました。
この顔にピンと来たら……。そう、またしてもなめられペリーの登場です。
この石碑は「ペリー提督来航記念碑」だそうで、「那覇市」「小笠原村」「横須賀市」「下田市」「函館市」などの市章(と村章)が並んでいます。まるで「被害者の会」みたいですね(汗)。
なお「ニューポート市」が異彩を放っていますが、ロードアイランド州ニューポート市はマシュー・ペリーの出身地なのだそうです。

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