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「ザトウクジラ」は漢字では「座頭鯨」なんですね。出生時の重さが「1t」というのは驚きですが、成体だと「30~40t」らしいので、「1t」程度だと全然大したこと無い、ということなんですね……。
ということで「企画展示室」に入ろうとしたのですが、え、これ、もしかして……
ぎょぎょぎょーっ!(哺乳類ですが)
頭部が部屋からはみ出していたのは、インパクト云々以前に「そうするしか無かった」というオチだったんでしょうか。これ、きっと実物大なんですよね……?
世界の鯨
「世界の鯨」と題されたパネルが置かれているのですが、左上の白っぽいクジラが「シロナガスクジラ」とのこと。「ザトウクジラ」は左列の上から 7 番目にいました。クジラの中でも大きいほうですが、下の方に描かれているのは殆どが「イルカ」なので注意が必要です。ウォッチング
「ウォッチング」と題されたコーナーでは、「小笠原近海にいる鯨類」やホエールウォッチングポイントが紹介されていました。最も目撃例が多いのが「ザトウクジラ」で、目撃例全体の 73 % を占めるとのこと。「今日のザトウクジラ」は「5 群 13 頭」とのことですが、毎日どこからか情報が入ってくるのでしょうか……?ホエールウォッチングは、実は陸からも可能とのこと。父島では島の北西にある「ウェザーステーション展望台」がホエールウォッチングの名所のようです。
「ははじま丸は別名ホエールライナーと呼ばれるほどクジラを発見できるチャンスの多い船です。」という文章の「船です。」に修正の跡があるのですが、うっかり「船でした。」としてしまったのでしょうか……?
「ウォッチング上達ポイント」というパネルには、ウォッチングを成功させるノウハウが記されていました。「ウォッチング前日は深酒や寝不足にならないよう体調管理に気を付けて」というのも……重要な指摘ですね(汗)。
個体識別
「個体識別」コーナーです。「クジラ出現マップ」とザトウクジラの「尾びれ」の写真が並んでいます。「クジラ出現マップ」には目撃ポイントに付箋が貼られているのですが、父島では島の西側に集中しています。ただこれは二見港が西側の海に開けた場所にあることも加味するべきなのかも……?
クジラの尾びれの模様や形は一頭ごとに異なるらしく、これによって個体の識別が可能になるのだそうです。
もはや親戚……?
「モッチーニ」という愛称のクジラが紹介されていました。このクジラは 1992(平成 4)年 3 月に誕生し、その後父島や母島の近海で 20 年以上目撃されているとのこと。仔クジラを伴って回遊している姿も何度も目撃されているそうで、ここまで暮らしぶりが詳らかになると、まるで親戚のように思えてきますね。クジラの「尾びれ」だけを集めたパネルも置かれていました。
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