2024年8月19日月曜日

小笠原海運「おがさわら丸」特 2 等寝台 乗船記(夕食編)

11 時に竹芝桟橋を出発した「おがさわら丸」は、順調に南下を続けて、いつしか携帯電話の圏外に出ていました。低気圧の通過に伴い海は荒れ模様で、外部デッキが閉鎖されてしまいました。「レベル 0」から「レベル 1」に上がった……ということになりますね。
【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2024 年 4 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。

昼食を食べた後は、特 2 等寝台でテレビを見ながらのんびりと寛いでいました。実は船内で行けていないところもあるのですが、カメラと PC を担いで船内を移動するのが億劫で……(汗)。復路では「完全版」の乗船記をお届けできる筈なので、暫く……お待ちいただければと。
出港から 6 時間半が経過しました。理屈の上では航程の 1/4 が過ぎたことになりますが、「おがさわら丸」は三宅島と八丈島の間の沖合を航行中でした。まだまだ先は長そうですね……。
17:30 にレストラン「Chichi-jima」の夕食営業が始まりました。開店直後は混んでいるかもしれない……ということで、1 時間ほど待ってから夕食に行くことにしました。特 2 等寝台は施錠ができないので、荷物を背負ってレストランに向かいます。

レストラン Chichi-jima へ

レストラン「Chichi-jima」は 4 デッキの前方にあります。
入口の左右にショーケースが立っていて、メニューが紹介されています。
左側には「←麺類・カレーはこちら」とあり、「☆券売機にて食券をお買い求めください」と書かれています。
右側は「←定食はこちら」で、「☆レジにてお支払いください」とあります。
なおここには書かれていませんが、レストラン Chichi-jima では交通系 IC カードでの決済も可能で、この場合は麺類やカレーであってもレジでの支払いとなります(ちょっとややこしい?)。
不思議なことに、券売機には覆いがかけられて使用できないようになっていました。夕食タイムでも麺類・カレーの提供はあると思うのですが、運用はどうなっているのでしょう……?

まるで宇宙船のような

店内に入りました。床に待機列の説明が描かれています。カレーのカウンターはレジの手前にあるので、カウンター側に列をつくるように誘導しています。
開店から 1 時間待ったからか、窓側の席にも空きがありました。
この窓ですが、まるで宇宙船の窓のようですね……(宇宙船に乗ったことは無いですけど)。「オーシャンビュー」とは言ったものの、流石に日没後なので殆どなにも見えません。
夕食はサーモンとイクラの「親子丼」をオーダーしました。どこかで見かけたチョイスですが……(汗)。なお、料理によっては調理に時間がかかるため、フードコートで良く見られる呼び出しベルが手渡されます。席を確保して調理されるのを待つ、ということですね。
サーモンとイクラの「親子丼」をいただきます!

果報は寝て待て

19 時過ぎに、特 2 等寝台に戻ってきました。ちょうど八丈島の東の沖合を航行中ですが、夜ですし、しかも部屋は左舷側なので、島を視認することはできません。
あとは寝るだけ……ですね。明日の朝には小笠原列島のすぐ北に迫っている筈です。
【おことわり】本記事内の写真は以下の目的のために Adobe Firefly の生成 AI による生成塗りつぶしを使用しているものがあります:映り込み除去

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