2024年8月9日金曜日

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小笠原海運「おがさわら丸」特 2 等寝台 乗船記(通路編)

 

特 2 等寝台・プレミアムベッドの前の通路で船首方向(エントランス方向)を望みます。
【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2024 年 4 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。

通路の左側に「手荷物置場」と書かれたドアが見えます。
なるほど、ここにも手荷物置き場があるんだ……と思ったのですが、よく見るとドアのレバーの上に鍵も見えます。これ、どんな運用になっているのでしょう……?
「救命消防設備配置図および脱出経路図」が掲出されていました。客室の多い 5 デッキですが、いくつかの脱出経路が設定されているようです。

左舷側は 4~5 室のみ

電話で「おがまるパック」に申し込んだときに左舷側の客室を希望したところ、特 2 等寝台は部屋の指定はできないと言われたのですが「リクエストは承った」とのこと。
幸いなことに、ちゃんとリクエストが通ったのですが、実は「特 2 等寝台・プレミアムベッド」は左舷側に 4~5 室しか無かったらしく……。左舷の船首側は「1 等室・スタンダード」が並んでいたのでした。

特 2 等の船客なので、ここで回れ右して船尾方向に戻ります。
通路の船尾側にやってきました。ドアがありますが「乗務員専用」となっていて、暗証番号でロックを解除できるようになっています。

謎の「555」

5 デッキは左右に通路があり、間に階段室があって行き来ができるようになっています。
階段室を抜けて右舷側の通路に向かいます。
右舷側の通路はやや広くなっていて、給湯器が置かれていました。あと謎なのが「555」のプレートが見えることで……。「おがさわら丸」の船内案内には「555」は存在しないことになってるんですよね。

男性用シャワー室

給湯室の隣には「男性用シャワー室」があります。
そう言えば……という話ですが、「おがさわら丸」には大浴場は無いんですね。その代わりにシャワー室が 2 デッキから 6 デッキに用意されています。船室の多い 5 デッキにはシャワー室が 2 箇所あるようです。

レベル 1(汗)

廊下には手すりがあるのですが、手すりにエチケット袋がぶら下がっていました(汗)。
この日は低気圧が通過中ということもあり、海のうねり具合は中々のものでした。過去の船旅の中でもトップクラスの揺れ方だったのですが……
後で聞いた話ですが、「おがさわら丸」の揺れ方には以下のような指標があるそうです(もちろん公式なものではなく、島民の方の肌感覚です)。

レベル 0特記事項なし
レベル 1外部デッキへの立ち入りが禁止される
レベル 2エレベーターが止まる
レベル 3レストランでの食事の提供が停止され、弁当の販売のみに
レベル 4どこからともなく洗面器が大量に用意される(汗)

この日の航海は「レベル 1」に該当するものだったらしく、上には上がある……ということみたいで(汗)。

オガサワラシジミ

トイレは「特 2 等寝台・プレミアムベッド」の客室とエントランスに繋がる階段ホールの間にあります。右舷側が男性用で、左舷側が女性用です。
右舷側の通路を抜けて階段ホールに戻ってきました。「オガサワラシジミ」のピクトグラムは「特 2 等寝台・プレミアムベッド」のシンボルなんですね。

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