2024年8月6日火曜日

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小笠原海運「おがさわら丸」特 2 等寝台 乗船記(出航編)

 

出航時間が近づいたので、乗降口のドアは閉じられてしまいました。
【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2024 年 4 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。

「おがさわら丸」は 6 デッキと 7 デッキの外周、そして 8 デッキが「外部デッキ」です。とりあえず上層階に上がってみることにしましょう。
5 デッキには外部デッキは無いので、6 デッキに上がります。

外部デッキへ

6 デッキの外部デッキに出るドアにやってきました。まさに出航のタイミングということで、多くの人が外部デッキに向かっていました。
外部デッキにやってきました。妙なところにペットボトルが置かれているのも気になりますが……?
いやいやいや、結構な混雑ですね。

みんな笑顔でお見送り

竹芝客船ターミナル・中央広場の向こうに走行中の「ゆりかもめ」が見えています。
客船ターミナルの建物のほうを見ると、搭乗の際に経由した門のところにも見送りの人の姿が。
見送りの人は桟橋に入ることができないからか、屋根の下で「おがさわら丸」を見送っています。面白いのは、皆さんとても良い表情をされているんですよね。
これも後で気付いたのですが、この時期(4 月)は小笠原に赴任する人も乗船していたみたいです。竹芝客船ターミナルで見送る人の中には関係者もいたかもしれませんが、別れを惜しむといった雰囲気が殆ど見られないのが印象的でした。
外部デッキはかなり混雑していたので、一旦部屋に戻ることにしました。

主役は右側から登場

部屋は左舷の窓側で、「おがさわら丸」は左舷側に接岸していたので、部屋の窓からも竹芝客船ターミナルが良く見えます。仕事を終えた作業員の方が引き上げようとしていますね。
桟橋に入るゲートのところには、小笠原海運カラーの「いってらっしゃい!」との文字の入ったタオルを掲げた人たちの姿が。これは小笠原海運のスタッフの方々でしょうか……? スーツを着た人もいますが、もしかしたら結構偉い人なのかも……?
ちょうどその前を通りがかった作業員の方も「おがさわら丸」を振り返って手を上げてくださいました。実にいい表情をされていたのが印象的でした。
こうやって笑顔で見送られるのは気分が晴れやかになりますよね。スタッフ総出で見送っている(ような気がする)のは仕事の一環かもしれないと言えばそれまでですが、見送られる側としては素直に嬉しいものです。

低気圧

出航から 45 分ほど経ちました。東京湾内を航行中の筈ですが、やはり何も見えませんね。低気圧め……。

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