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ディスプレイには「出航のご案内」が出ていますが……
2024年7月31日水曜日
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2024年7月30日火曜日
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2024年7月29日月曜日
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2024年7月28日日曜日
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Kina ush pet キナ ウㇱュ ペッ 蒲川なお、この川は加賀家文書『クスリ地名解』(1832) にも次のように記録されています。
キナウシヘツ キナ・ウシ・ヘツ すげ/がま・有・川
知里さんの『地名アイヌ語小辞典』では、kina は「草」で si-kina が「蒲」である、としています。今回の kina も「蒲」である可能性もありますが、より無難な解にしています。
2024年7月27日土曜日
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直 別(ちょくべつ)
所在地 (釧路国)白糠郡音別町
開 駅 明治40年10月25日 (客)
起 源 アイヌ語の「チュク・ペッ」(秋の川)から出たもので、夏は水かれして流れがなくなったからである。
尺 別(しゃくべつ)
所在地 (釧路国)白糠郡音別町
開 駅 大正 9 年 4 月 1 日 (客)
起 源 アイヌ語の「サッ・ペッ」(かれた川)から出たもので、最初車扱貨物駅として開業したが、大正14年 2 月 1 日に一般貨物の取り扱いを開始し、昭和 5 年 4 月 1 日一般駅となった。
Chuk pet チュㇰ ペッ 秋川 夏日水涸レ秋潦大ニ漲ルchuk-pet で「秋・川」ではないか……ということですね。どうやら「駅名の起源」の解は永田地名解を踏襲したみたいです。
チウクベツ トカチ・シラヌカ境 川舟渡
夷語チゥクベツとは、秋の川といふ事。扨、チゥクとは秋の事、ベツは川の事にて、年々秋中に至れは、最寄住居の夷人共此川邊江来りて小魚を得、夫食になす故、字になすといふ。
chuk,-i ちゅㇰ 秋。地名の中では「チュきぺ」(chuk-ipe 秋のサケ)を意味することもあったらしい。
チヨクヘツ チヨク・ヘツ 秋・川
此所秋に相成候得ば水干を 斯名附由。
チユクベツ〔直別〕の譯をクスリにて審み ば、本名チユフベツにて、昔川上え月の位の星が落し故號 くと。
東蝦夷地名考 (1808) | 記載なし | - |
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大日本沿海輿地図 (1821) | 記載なし | - |
蝦夷地名考幷里程記 (1824) | チウクベツ | 秋の川(魚を捕る) |
クスリ地名解 (1832) | チヨクヘツ | 秋・川( |
初航蝦夷日誌 (1850) | チユクベツ | - |
竹四郎廻浦日記 (1856) | チユクベツ | - |
午手控 (1858) | チョクヘツ | - |
東西蝦夷山川地理取調図 (1859) | チヨクヘツ | - |
東蝦夷日誌 (1863-1867) | チユクベツ | 月のような星が落ちたので |
改正北海道全図 (1887) | チユㇰヘツ川 | - |
永田地名解 (1891) | チュㇰ ペッ | 秋川( |
北海道実測切図 (1895 頃) | チュㇰペッ | - |
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2024年7月26日金曜日
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2024年7月25日木曜日
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2024年7月24日水曜日
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2024年7月23日火曜日
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2024年7月22日月曜日
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2024年7月21日日曜日
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尺 別(しゃくべつ)
所在地 (釧路国)白糠郡音別町
開 駅 大正 9 年 4 月 1 日 (客)
起 源 アイヌ語の「サッ・ペッ」(かれた川)から出たもので、最初車扱貨物駅として開業したが、大正14年 2 月 1 日に一般貨物の取り扱いを開始し、昭和 5 年 4 月 1 日一般駅となった。
Sat pet サッ ペッ 涸川 ○尺別村○水少クシテ鮭鱒上ラズ完全に一致していますね。「駅名の起源」は永田地名解の記述を元にしたものだったのでしょうか……?
シヤクベツ〔尺別〕(晝所また止宿所にもなる、板くら、人足小や、土人二軒)名義は夏川也。或曰、夏に成哉、水乾く故號と。無別 とも云、乾別 とも、夏別 なり共云。
此川風波の時は番屋前にて海に入り、晴天の時はヲンベツ〔音別〕と合て海に入る。
シヤクベツ。訳而夏川と云り。シヤクは夏也。ベツは川なり。
シヤクヘツ シャク・ヘツ 干・川
此所に相応之川有。度々水干候故斯名附由。
2024年7月20日土曜日
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2024年7月19日金曜日
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2024年7月18日木曜日
【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 5 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。
2024年7月17日水曜日
【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 5 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。
2024年7月16日火曜日
【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 5 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。
2024年7月15日月曜日
この記事内の見出しは高畑美代子『イザベラ・バード『日本の未踏路』完全補遺』(中央公論事業出版)の「初版からの省略版(普及版)の削除部分を示す対照表」の内容を元にしたものです。この対照表は、高梨謙吉訳『日本奥地紀行』(平凡社)および楠家重敏・橋本かほる・宮崎路子訳「バード 日本紀行」(雄松堂出版)の内容を元に作成されたものです。
この宿屋には十二人の子どもがいる。暗くなると、彼らはきまってある遊戯をする。伊藤は「これは、日本では、冬になるとどの家庭でもやる遊びだ」という。それは「いろはがるた」の遊びである。
子どもたちは輪を作って坐り、大人たちはそれを熱心に見ている。子ども崇拝は米国よりも日本の場合がもっと一般的である。私が思うには、日本の形式が最もよい。
この「いろはがるた」というゲーム、つまり「アルファベット・カード」は一枚一枚に、一つの諺 が書かれた小さい札を使って遊びます。
読み手は、手に持った 1 枚の読み札に書かれた諺を読み上げます。取り手は読み上げられた諺に一致する絵札を声をあげて取ります。
自分の持ち札が最初になくなった者が勝ちで、最後の 1 枚を持っているものが負けということになります。
おしまいに負けた子どもは、それは小さな女の子だったのですが、一握りの藁を髪に挿されました。もし男の子だったら、顔に墨で決まった印を付ける罰が与えられます。
それから伊藤は、たくさんの諺を簡単に訳してくれました。
伊藤は、それ以来、私が送るための最善の諺 、あるいは、彼が最善と考える諺の良い翻訳を書いてくれました。日本においても、英国で我々の祖先がまだイレズミを入れて動物の皮を着ていた頃、既に同じ考えが、明らかに同じと分かる形にまとまったのを見出すのは不思議ではないでしょうか。
これらの 2、3 の例は、言っていることは賢いのですが、あまり上品なことわざ言い回しとはいえません。
伊藤は諺の本を持ってきていてその中からたくさん訳出しています。その内の最もうまく出来ていると思われるものには次のようなものがあります。
「正法に奇特(不思議)無し」「愛は赤いペチコート(腰巻)と共に飛んで行く」(未婚の女子だけがこの気の利 いた衣装を着ています)。
「口数多いが意味が少ない[巧言令色少なし仁]」「説教は聞き手にあわせろ」「礼儀正しすぎるのは無礼[慇懃無礼]」「医者の不養生、紺屋の白袴」「地獄の沙汰も金次第」「陰陽師の身の上知らず」「薔薇には棘がある」「七度訊ねて人を疑え、七度計って一度裁て」「古きを温 ねて新しきを知る(温故知新)」
あなたもお気づきのように、これらのうちには大変良い教えを含むものもあり、また非常に俗っぽいものもあります。もっと多くの、女性不信と女性蔑視が示されている英訳された諺がありますが、ここではほんの二つだけ挙げておきましょう。「賢い妻はめったに夫の敷居をまたがない」や「子無き妻は神の思し召し」といったものです。
以上のような遊戯の談義から個人的な窮乏の話に移るのは、いささか話が落ちてくる。
しかしこの旅行で何日も足どめをされた結果、私の少量の外国食品の貯えも尽きはてた。私は今では米飯、きゅうり、塩鮭を食べて暮らしている。塩鮭はとても塩辛くて、水を二度もかえて煮ても、ひどく喉がかわいてきて困ってしまう。
今日はそれさえもない。しばらく海岸との交通もとだえて、村には塩魚が完全になくなってしまうという惨状となったからである。
ある日私はオムレツを食べたが、それは黴臭い革によく似ていた。
東京でイタリア公使が私に言った。「日本では食物の話ほどまじめな話はない」と。他の多くの人たちもそれと同じようなことを言ったが、私はそのとき、なんとつまらぬ気持ちをもつものだろう、と思ったのであった。今日私はその言葉が真理であることを悟った。
私は最後の残り物、ブランドの肉入り糖菓の一箱を開けてみたところが、黴の塊となっていた。
私は蓑を買ったが、この方が油紙よりも雨合羽として信頼がおける。
子どもたちが学課のおさらいをする声を聞くのもこれが最後である。川の水量は急速に減りつつあり、朝には出発することになっている。
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2024年7月14日日曜日
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からまんべつ カラマンベツ <音別町>
〔近代〕昭和34年~現在の音別町の行政字名。もとは音別村の一部。地名の由来は,アイヌ語のカラマンベツ(作る・焼く・川)による。
2024年7月13日土曜日
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ぬぷきべつ ヌプキベツ <音別町>
〔近代〕昭和34年~現在の音別町の行政字名。もとは音別村の一部。地名の由来は,アイヌ語のヌプキベツ(渇水する川)により,野地水が流れる地域。
nup-ki ぬㇷ゚キ にごり水。[<nup-ke(野・油)]
2024年7月12日金曜日
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2024年7月11日木曜日
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2024年7月10日水曜日
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