「あかしあ」と同型船の「はまなす」は、部屋の鍵が昔ながらのシリンダー錠なので、下船前に船員さんが各部屋を回ってルームキーの回収を行います。ルームキーの回収は概ね着岸の 1 時間ほど前なので、その後は部屋の施錠ができなくなります。
【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 5 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。
前日の 23:30 に小樽を出発した「あかしあ」は、21 時間かけてここまで移動してきたことになります。飛行機や新幹線と比べると遥かに遅いものの、船上でのんびり寛ぎながら、車と一緒に移動できるのはありがたいの一言ですよね。
そろそろ舞鶴湾に入ろうとするところです。それにしても、舞鶴って天然の超・良港ですよね……。
外に明かりが見えてきました。確実に陸地が近づいていますね。
下船準備
下船時は、アナウンスが入るまで部屋で待機です。この日は 21:03 にアナウンスが入ったので、荷物を持って 4 甲板(車輌甲板出口)に向かいます。二次元バーコードで下船確認を行うので、「e 乗船券お客さま控」の用意もお忘れなく。21:14 に車輌甲板に戻ってきました。新日本海フェリーは基本的に同乗下船(ドライバー以外も車輌甲板から下船できる)が可能です。同じ SHK ライングループでも「阪九フェリー」は確か同乗下船 NG なんですが、このポリシーの違いは一体……?
カーナビは未だに小樽の位置を指したままです。ただ GPS を受信すればそのうち現在位置は直る筈なので、このタイミングで自宅までのルートを設定することを強くお勧めします。
燃料計は満タンを指しています。札幌で給油してから 37.8 km しか走っていないので、まぁこんなものでしょうね。アクセル開度を気にすることなく自宅まで帰れそうです。
下船開始!
21:28 に、ついに車列が動き始めました(右側の車列は既に下船済みなので、下船開始はもう少し早かったことになりますね)。ゴールデンウィーク最終日ということもあってか、二輪車の数も相当なものです。若い人も年配の人も見えますが、みんな楽しそうですよね。
「あかしあ」(と同型船「はまなす」)の車輌甲板後部には謎の小部屋があるんでしたよね。乗用車専用の区画で、後進入庫が必要です。
舞鶴港フェリーターミナルでは左舷側に着岸するので、左舷側のドアから下船です。
本州に戻ってきてしまいました……。
ご愛読ありがとうございました
2 時間ちょいのナイトドライブの末、自宅に到着しました。今回の総走行距離は 1,874 km とのこと。本州側で 330 km ほど走っている筈なので、道内では 1,500 km ちょい走ったことになりますね。平均燃費は 7.9 リットル/100 km とのこと。1 リッターあたり 12.65 km で、自然吸気 2,933 cc のエンジンにしては上出来なのではないかと……。
「春の道東・船と鉄路とバスの旅 2017」は今回の記事で終了です。なんでも丸二年ほどかけて 472 件の記事を書いたことになるとのこと……(汗)。ご愛読ありがとうございました! 全ての記事を通読くださった方にはきっと良いことがある筈です!
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