今更ですが、この図だとエレベーターとコンファレンスルーム、そして喫煙室の位置が良くわかりますね。
【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 5 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。
プライベートデッキ
「あかしあ」のスイートルームとデラックスルームは全て海に面していて、部屋ごとにプライベートデッキが用意されています。残念なことに、デッキチェアなどは用意されていません。もっとも航海速力 30 ノット超の高速船なので、外の風に当たり続けるのは健康的に良くない……という判断かもしれません(外は寒いですしね)。
デッキの間は十分な高さのある衝立で仕切られているので、うっかり隣のデッキが見えたりすることもありません。やや開放感に欠ける構造ですが、開放感よりもプライバシー重視ということなのでしょう。
ガラス窓の「ビリビリビリッ」を防ぐクレセント
プライベートデッキへは、ガラス窓を引いて出入りします。フェリーには巨大なディーゼルエンジンが搭載されていて、エンジンの振動が船室にも伝わってくるため、ガラスサッシをしっかり固定するためのクレセントが設けられています。「あかしあ」「はまなす」ではクレセントは上下二箇所にあるのですが、「すずらん」「すいせん」ではガラスサッシの取手を兼ねた大型のクレセント一つに改められているのは、以前にもご紹介した通りです。
気がつけば 10:14 に
「あかしあ」に乗船して 11 時間ほどが経過しましたが、いろいろと見て回るものが多く、未だに退屈する暇が無い……と言った印象があります(まぁいつものことですが)。ようやく部屋でのんびりし始めたところですが……気がつけば 10:14 になっていました。小樽を出発して 10 時間 44 分、そして舞鶴に到着するまであと 11 時間です。
「通過ポイント時間」にも記載がありましたが、ちょうどこの頃に姉妹船とすれ違うことになっています。「くちきり 002」は右舷側にあるので、部屋からすれ違いを見ることができそうです。
僚船「はまなす」とのすれ違い
予定時刻より遅れること数分、右側に僚船「はまなす」が見えてきました。船舶同士のすれ違いは右側通行が原則らしいのですが、新日本海フェリーは何故か左側通行なんですよね。よーく見るとファンネルから黒煙がなびいているような……
僚船「はまなす」とのすれ違いはほんの数分で終了です。それなりに距離を空けているので、「はまなす」の曳波は殆ど気にならないレベルだったと思います。
それでは、お互いに良い船旅を~
【おことわり】本記事内の写真は以下の目的のために Adobe Firefly の生成 AI による生成塗りつぶしを使用しているものがあります:ダストノイズ除去
www.bojan.net
Copyright © 1995- Bojan International
0 件のコメント:
コメントを投稿