【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 5 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。
この「MOL」のコンテナは商船三井フェリーのものだと思われますが、まるで壁のように 2 段積みされたコンテナが並んでいます。ストリートビューで確認すると、2014 年の時点ではコンテナは存在せず、2018 年から 2021 年あたりまではコンテナが 1 段で並んでいたようです。
しばらくコンクリート工場などが続いていましたが、ここに来てようやく家屋が目立つようになってきました。間もなく浜厚真駅です。
浜厚真駅
浜厚真駅に到着です。ホームの柵は廃枕木を活用したものです。駅名標と、車掌車を改造した駅舎が見えます。そしてなんと利用客の姿が!
しかも、なんと利用客は複数存在するようです。ちなみにこの浜厚真駅、2016 年時点では「極端にご利用の少ない駅」には含まれていませんでした。JR 北海道の調べによると、2019 年時点では 1 日あたり 18.2 人の乗車まで落ち込んだものの(それでも 10 人は余裕でクリアしている)、2020 年には 26.4 人まで回復し、2022 年時点でも 20 人以上をキープしているようです。
駅舎の状態は割と良さそうに見えます。この手の駅舎はオリジナルのペイントをする場合が多いのですが、浜厚真駅の駅舎は妻面を除いてほぼ真っ白です。
駅舎の少し先には信号小屋らしき建物も見えます。現在は 1 面 1 線の棒線駅ですが、かつては 2 面 2 線 + 貨物ホームという構造だったそうです。
かつて貨物ホームがあったあたりには「本場の味」も。
周文埠頭!
苫小牧行き 2236D は浜厚真を出発しました。もう 18 時を過ぎていますし、そろそろ日没ですね……。厚真川を渡ります。
日没が刻々と近づく中……
あれっ、あれは?
はい。厚真川の西に苫小牧東港(周文埠頭)があるのですね。ちなみに浜厚真駅から苫小牧東港フェリーターミナルまでは約 1.6 km とのこと。冬場以外は問題なく歩ける距離です。
この時間だと、新潟から秋田に寄港して苫小牧東港にやってきたフェリーがいる筈です。2024 年現在だと苫小牧東港に 16:45 に到着する筈なので、徒歩でのんびり下船してフェリーターミナルを一通り見て回ってから浜厚真駅まで歩くと、ちょうどいい時間になるんですよね。GW もそろそろ終わろうとする時期なので、フェリーと JR で自宅に戻る途中とか、そんなところだったかもしれません。
周文埠頭の向かいには、北海道電力の「苫東厚真火力発電所」があります。
【おことわり】本記事内の写真は以下の目的のために Adobe Firefly の生成 AI による生成塗りつぶしを使用しているものがあります:ダストノイズ除去
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