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待合室には他のお客さんもいたのでカメラを向けるわけにも行かず……。ということで Wikimedia Commons から借用しました。
(Wikimedia Commons より借用。この作品の著作権者である「Mister1024」氏は、この作品を以下のライセンスで提供しています。: クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承 4.0 国際ライセンス)
ちなみに、建物の右側には出札窓口やキヨスクが存在したと思しき空間があったのですが……あー。毎度おなじみピント合わせ失敗写真ですね……(汗)。無理やり AI に補正させてもこの有り様です。
全ての列車が向かい側ホームから発車します
さて。駅舎の入口にも張り紙があったような気がしますが、ホームに向かう出口(改札口に相当する)にもこんな張り紙が。山小屋風?の駅舎からホームに出てみると……
駅舎の目の前には苫小牧方面の列車が停車する筈のホームがあります。ところが、何故か全ての列車が駅舎の向かい側のホームから発車するとのこと。
確かに 2 番線に列車が停まっています。地味に面倒なことに、1 番ホームと 2 番ホームは位置がずれているので(運転席と運転席の間を最短距離でつなぐレイアウトのため)、1 番ホームの先の構内踏切を渡るしかありません。
2236D が待つ 2 番線へ
静内から鵡川までお世話になった列車代行バスを横目に見ながら……構内踏切に向かいます。このアングルで合法的に撮影できるのは踏切ならではですね。
構内踏切の 2 番ホーム側には警報機と、列車代行バス乗り場の案内が。列車代行が始まってから 1 年以上が経過しているので、案内板もしっかりしたものが立っています。
2 番ホームには「苫小牧行のりば」の案内板も。これも列車代行が始まってから取り付けられた筈ですが、暫定的な案内ではなく恒久的なものに見えてしまいます(まぁ、実際そうなった訳ですが)。
優駿浪漫カラー
苫小牧行き 2236D はキハ 40 2 両編成のワンマンカーです。後位の車輌は、日高本線・優駿浪漫カラーの「キハ 40 359」です。
そして、これも案内にありましたが、2 両編成の列車であってもワンマンカーのため、乗車は一番前の車輌の前側ドアから行う必要があるとのこと。
駅舎の目の前にホームがあるのにわざわざ向かい側のホームに移動させて、しかもドアがあるのにわざわざ一番前まで歩かされるというのもしんどい話ですね。
目の前の 1 番線ではなく遠い 2 番線に発着するのは、信号設備の都合か何かかな……と想像していたのですが、実は分岐器がスプリングポイントだったためとのこと。これは分岐器が常に 2 番線側に向かうようにバネで固定されていて、1 番線から苫小牧に向かう列車はバネをこじ開けて進む仕組みです。
つまり、苫小牧からやってきた車輌はどう転んでも 1 番線に入線することができない仕組みです。誤入線を防ぐ安全性の高い仕組みですが、利用者側にとっては不便を強いるものになってしまいました。
両隣は既になく
鵡川駅の駅名標ですが、汐見駅は 2021 年 4 月に鵡川-様似間の廃線と同時に廃止され、また浜田浦駅は 2023 年 3 月に利用者僅少のため廃止されてしまいました。苫小牧行き 2236D の前位の車輌は、同じく優駿浪漫カラーの「キハ 40 352」です。
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