2024年3月12日火曜日

次の投稿 › ‹  前の投稿

日高本線代行バスで各駅停車 (28) 「日高門別」

 

鵡川行き列車代行バスは道道 351 号「正和門別停車場線」の「山門別踏切」を渡って、門別の中心街に入ります。
【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 5 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。

あれ? T 字路に出てしまいました。おそらく右折が正解だと思われますが……
左から合流する道は、どうやら国道 235 号の旧道に相当する道路のようです。もしかしたらこの旧道相当の道を通ったほうが近道なのかもしれませんが、道路沿いに人家が多いということで回避したのかもしれません。

ハイデッカー!

右折して日高門別駅に向かいますが……おや、向こうから観光バスが。
この観光バスですが、どうやら鵡川を 16:16 に出発した静内行き列車代行バスみたいです。現在乗車中の代行バスも相当豪華だと思っていましたが、あちらはなんとハイデッカーですよ! どんだけ豪華なんだ……!
ちなみに静内行き代行バスは日高門別駅を 17:01 発で、我らが鵡川行き代行バスは日高門別駅を 17:05 発とのこと。横断歩道のある交叉点が見えてきましたが……

日高門別駅

交叉点を右折すると日高門別駅です。
日高門別駅の駅舎が見えてきました。"HIDAKAMOMBETSU" の文字の左下には "JR STATION" とあり、右端には "SALON" とあります。駅舎の前にはロータリーもあり、バスが転回できる構造です。
駅舎の横からホームと線路が見えます。日高門別駅は 1 面 2 線の島式ホームで、手前にかつては貨物ホームだったと思しき引込線もあります(この写真では見えない位置ですが)。
駅舎の向かって右側はトイレになっていて、その向こうには東屋と遊具らしきものが見えます(2023 年のストリートビューでは、何故か撤去されちゃってますが……)。

旧・門別町の中心地

鵡川行き列車代行バスは定刻通りに「日高門別駅」を出発しました。まずは駅前通りを南に向かい……
T 字路を右折して西に向かいます。前方左側の道が少し広くなっているのですが、ここに「日高町立門別国民健康保険病院」があるとのこと。日高門別には日高町役場もあり、日高町(特に旧・門別町エリア)では重要な拠点と言える場所です。
日高本線の鵡川-日高門別間は路盤流失などの大きな被害も無かったようで、素人目には今すぐ列車を走らせられそうに見えるのですが、日高門別駅は(おそらくは信号の設定の問題で)折り返し可能な構造では無かったため、おいそれと復旧できないという状態だったようです。

日高町としては、人口の多い富川(かつての佐瑠太)から日高門別までの通院需要がある程度存在すると考えたのか、一部費用の拠出を込みで部分復旧に前向きだったようですが、最終的には廃止もやむ無しという結論になったとのこと。国鉄の名寄本線が全線廃止になった時と似たような感じで、ちょっと勿体ないなーと思わせる結末に思えます。

門別大踏切

気を取り直して列車代行バスの話題に戻りましょう。門別国保病院の前を通過してそのまま北西に向かうと、前方に踏切が見えてきました。
「門別大踏切」を渡ります。外側のレールがちょいと謎ですが、何なんでしょうこれ?

再び国道 235 号へ

踏切を渡ると、道路は蛇行しながら丘を駆け上がります。ここも国道 235 号の旧道に相当する区間と思われます(国道に指定されたことがあるかどうかは不明ですが)。
明らかに、直線的に国道 235 号と接続していた道を捻じ曲げた跡が見えます。
わざわざ直角に交わる形に改良?された T 字路に到着しました。左折して国道 235 号に復帰です。

前の記事続きを読む

www.bojan.net
Copyright © 1995- Bojan International

0 件のコメント:

新着記事