2024年2月7日水曜日

日高本線代行バスで各駅停車 (6) 「東町」

静内行きの日高本線代行バスは国道 236 号を北西に向かいます。この写真、よーく見ると日高本線の線路が写っている、ような気が……
【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 5 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。

セブイレの前を通過して、そのまま西に向かうものと思っていたところ、突然交叉点を右折して国道を外れてしまいました。

東町駅

何故か国道から離れた後で、東町駅(ジェイ・アール北海道バスの東町停留所)に到着です。
日高本線の東町ひがしちょう駅は国道 236 号よりも海側にあるので、代行バスがわざわざ国道を外れてまで北側に向かったのは謎な感じもしますが……
……なんと、そういうことですか。東町バス停は「浦河赤十字病院」の最寄りのバス停だったんですね。太川陽介も「病院に行けばバスがある」と言うわけです。

東町駅は 1977(昭和 52)年に「東町仮乗降場」として設定され、その後 JR に継承された際に駅に昇格しています。仮乗降場あがりの駅ですが、日高本線では唯一の例だったかもしれません。

近くに「北海道浦河高等学校」があることもあり、通学需要が多かった駅のようですが、この「東町」バス停は病院の目の前なので、通院での利用が多い……ということなんでしょうか。

東町? 日赤前?

2014 年 8 月のストリートビューでは、ジェイ・アール北海道バスの「東町バス停」の隣に道南バスの「日赤前」バス停が並んで立っていました。


ただ、現在は「日赤前」というネーミングに統一されたようにも見えます。


謎なのが、ジェイ・アール北海道バス 日勝線の時刻表では「東町」と「日赤前(病院側)」というバス停が続いているように見えるところです。どうやら「東町」バス停は国道沿いに移転した、ということでしょうか……?


とりあえず、2017 年 5 月時点の「東町」バス停は今の「日赤前」バス停の位置にあり、列車代行バスの「東町駅」として機能していました。
よーく見ると「コープさっぽろ」の看板も見えますが、道南バスの「浦河ターミナル」が「コープさっぽろ」の一角に存在しているので、このあたりはバスの本数が多いので乗換・乗り継ぎに便利である、という判断もあったのかもしれませんね。

代行バスは北北東に向かう

静内行きの日高本線代行バスが「日赤前」こと「東町駅」を出発しました。浦河駅に向かう筈ですが、何故か北北東に向かって走ります。明らかに日高本線から離れる方向ですが……
「この先狭隘」の標識も出てきて少々ドキっとしますが、青看板が見えてきました。
この青看板、明らかに目的地が消されているっぽいのですが、これは「緑町 Midorimachi」でしょうか?


バスは左折して問題の?「まきば通」に入りました。前方にトンネルが見えますね。
トンネルに入ります。このトンネルは 2005 年 3 月に竣工した「まきばトンネル」とのこと。銘板には「北海道」の文字が見えますが、少なくとも現在は道道では無さそうな感じが……?

想定外の大回りルート

トンネルを抜けると十字路にやってきました。直進方向の目的地が消されていますが、どうやらこの先は道路自体が未開通みたいですね。いずれ「緑町」まで延伸することを見越して青看板を作ったものの、その後予算がつかなくなった……とかでしょうか?
ちなみに右折すると山の上の「常盤公園」に向かってしまうので、ここは左折一択ですね。
バスは「常盤通」を南南西に向かい始めました。このバスは日高本線の代行バスなので、日赤前の「東町駅」と「浦河駅」の間には停留所は無いのですが、何故かこんなに大回りなんですよね。


どうしてこうなったのか……ですが、バスの U ターン場所を確保できなかった……というオチなんでしょうか……?

【おことわり】本記事内の写真は以下の目的のために Adobe Firefly の生成 AI による生成塗りつぶしを使用しているものがあります:ダストノイズ除去

前の記事続きを読む

www.bojan.net
Copyright © 1995- Bojan International


0 件のコメント:

コメントを投稿