【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 5 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。
ローカル線の終着駅だと、本当に線路とホームしか無いような駅もありますが、様似駅は観光案内所が併設された立派な駅舎があり、ホームにも上屋が設けられています。流石は「本線」の終着駅と言ったところでしょうか。
2024年1月31日水曜日
2024年1月30日火曜日
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2024年1月29日月曜日
【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 5 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。
2024年1月28日日曜日
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是よりまた十三四丁もかや原を行て
イタツベツ
本名ニタツベツのよし。此川端樺木多きによつて号。ニは木也、タツは樺の事也。
Nitat pet ニタッ ペッ普通はこのように考えますよね。鎌田正信さんの「道東地方のアイヌ語地名」(1995) にも次のように記されていました。吥呢 川
現在は畑地・牧草地となっているが、平地を流れているかつてのこの川の流域は湿地帯であった。
2024年1月27日土曜日
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ユウベツ(雄別)
「ユー」は「温泉」、「ベツ」は「川」または「沢」の意味で「ユウベツ」とは「湯の川、湯の沢」となる。しかし雄別に温泉の湧く所もなく、この解釈は適当ではない。
「ユウ」を「ユク」「ユケ」と読むと「獲物」すなわち「鹿」の意味となり、「ユクベツ」は「鹿の沢」「鹿の川」の意味になる。
なお現在の雄別二区の舌辛川沿いの附近は元来「ユケピラ」といい「鹿の川原」と解され、また徹別への旧山道の附近は「ユケランナイ」といい「鹿の下る沢」と解される。
ユク・オッ・ピラ(yuk-ot-pira 鹿・が多く集まる・崖)と解したい。この崖の上は平地になっているので、そこが鹿の群が集まる所なのであったのだろうか。
2024年1月26日金曜日
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2024年1月25日木曜日
2024年1月24日水曜日
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2024年1月23日火曜日
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2024年1月22日月曜日
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2024年1月21日日曜日
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しばらく上りてシユンクウシシタカロ、此処左小川有。其山に松多しと。其山の麓を廻り来る川なれば此名有るよしなり。
2024年1月20日土曜日
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タンネナイ
タンチナイ(営林署図)
タンネ・ナィ(tanne-nay 長い・川) の意であるが、この辺の川のなかで特に長いわけでもないが、ほかに理由があったのだろうか。
2024年1月19日金曜日
2024年1月18日木曜日
2024年1月17日水曜日
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2024年1月16日火曜日
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2024年1月15日月曜日
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2024年1月14日日曜日
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ツチヤプ
知茶布川(地理院図・営林署図)
チチャップ(知茶布)
「チ」と「チェップ」からなり、「チ」とは「我れらの」「我々人間の」の意味で、「チェップ」は「食物」「魚」「鮭」の意味で、「チチェップ」とは「我々の魚」、「我々の食物」となり通訳的に解すると「我々の食物のとれる処」となり知茶布川が以前鮭や鱒がよく溯上した川であることがうかがえる。
2024年1月13日土曜日
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シタカラ訳して山の麓の 有りと云儀のよし。
Shita kara シタ カラ 犬ノ子ヲ産ミタル處 十勝ニ同名ノ地アリ○舌辛村「十勝に同名の地あり」というのが疑問だったのですが、もしかして「下頃辺」のことでしょうか? seta-kar で「犬・作る」と読め!ということかもしれませんが、久保寺逸彦「アイヌ語・日本語辞典稿」(2020) によると kar-kar で「世話をする」あるいは「育てる」というニュアンスもあるとのこと。
阿寒川を遡り山峡に入った処の西支流の名,地名,旧村名。昭和 12 年鶴居村を分村し,同年舌辛村を阿寒村と改称したが役場は舌辛原野である。
永田地名解は「シタ・カラ。犬の子を生みたる処」と書いたが,八重九郎翁に聞くと,「シタッ・カラ。だけかんば・を採る」という意味だといわれた。
この川の名は阿寒市街の近くで阿寒川に合する舌辛川からでたもので、アイヌ語のシ・タッ・カ ・ペッで、う だ い か ん ば の皮をとる川のこと。
シタまたはセタが犬であるので、犬が子を産んだところなどと訳した人もあるが、それでは、シタカラという地名はいたるところにあるはずである。
2024年1月12日金曜日
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2024年1月11日木曜日
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2024年1月10日水曜日
2024年1月9日火曜日
2024年1月8日月曜日
この記事内の見出しは高畑美代子「イザベラ・バード『日本の未踏路』完全補遺」(中央公論事業出版)の「初版からの省略版(普及版)の削除部分を示す対照表」の内容を元にしたものです。この対照表は、高梨謙吉訳「日本奥地紀行」(平凡社)および楠家重敏・橋本かほる・宮崎路子訳「バード 日本紀行」(雄松堂出版)の内容を元に作成されたものです。
結論的に言えば、宿の主人は私に宿を貸すことを断ったのである。
理由は、先週に警官が回ってきて、外国人がまず最初に最寄りの警察署に届けをしないうちは、宿を貸してはいけないという。
この場合、警察署は歩いて三時間もかかるところにある。私は、勅令によって発行されている旅券を秋田県当局がいかなる地方規則によっても握りつぶすことはできない、と言ったが、彼は、もし規則を破ったら罰金を科され営業許可を取り消される、と言った。
私は、旅券の写しをとらせ特別に使者を走らせてやった。私が権利を主張するあまり、このかわいそうな主人に迷惑をかけては、後で深く悔やむだろうと思ったからである。
部屋はあたかも蚊を招くかのように池の上に突き出して建ててあった。
どうして日本人は、こんな汚い水溜まりが家の装飾になると思っているのか、私には分からない。
実際のところ、政府の規制は厳しすぎ、変更に際限がなく不都合に変わるのは現体制の欠陥です。
宿の主人たちが、宿帳にすべての旅人の名前や旅行の目的地だけでなく、どこからやってきたのかも記録する義務があり、その宿帳は毎月戸口調査に来る警官に提示しなければなりません。
これらの特別の厄介ごとは別としても、6~8人の日本人が充分満足していられる場所をたった一人の外国人が占有し、部屋には水を持ってくるように言うし、とんでもない時間に変な食べ物を料理させ、大抵はもっと余計な問題を起こすので、主人は外国人には、より高い宿泊代を請求する権利があると思います。この点では、私はまったく宿の主人側の味方です。
良い部屋に、自由に使える布団 、充分に燃料の補充された火鉢 や顔を洗うためのお湯、一晩中灯している行灯 、ケチケチしないで出されるご飯やお茶の代価として、チップもやらずに、たったの 15 銭しか払わない幾人かの同国人や多くのアメリカ人を恥ずかしく思います。燃料、蠟燭、2 回の食事、良い部屋、気配りのとどいたもてなしなどでたったの 7 ペンス!
私の宿料は《伊藤の分も入れて》一日で三シリングもかからない。どこの宿でも、私が気持ちよく泊まれるようにと、心から願っている。
My hotel expenses(including Ito's)are less than 3s. a-day, and in nearly every place there has been a cordial desire that I should be comfortable,
日本人でさえも大きな街道筋を旅するのに、それから離れた小さな粗末な部落にしばしば宿泊したことを考慮すると、宿泊の設備は、蚤と悪臭を除けば、驚くべきほど優秀であった。
世界中どこへ行っても、同じような田舎では、日本の宿屋に比較できるようなものはあるまいと思われる。
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2024年1月7日日曜日
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ヲイワチシ
本名ユワツミと云、(ユワは)山の麓の事也。引込し事也。ツミは小さしと云儀也。此川もヲタノシケえ落る。
chim-i [複 chim-pa] チみ《不完》左右にかき分ける。
2024年1月6日土曜日
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ヌカマンベツ川 阿寒川下流に合する左小川。アイヌ語「ヌㇷ゚カ・オマン・ペッ」原野に行く川(原野から流れてくる川)の意。
「?」の付け方に少し迷いが生じたのですが、明治時代の地形図に見当たらないということから、念のため「記録未確認」としました。
2024年1月5日金曜日
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2024年1月4日木曜日
【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 5 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。
2024年1月3日水曜日
2024年1月2日火曜日
2024年1月1日月曜日
この記事内の見出しは高畑美代子「イザベラ・バード『日本の未踏路』完全補遺」(中央公論事業出版)の「初版からの省略版(普及版)の削除部分を示す対照表」の内容を元にしたものです。この対照表は、高梨謙吉訳「日本奥地紀行」(平凡社)および楠家重敏・橋本かほる・宮崎路子訳「バード 日本紀行」(雄松堂出版)の内容を元に作成されたものです。
今日の旅は、川がもっと減水するまでは遠くへ行けないので、たった七マイルである。
私の馬子はほろ酔いかげんで、道中はずっと歌ったり、しゃべったり、跳ねまわっていた。
酒は暖めて飲むことが多いが、そのとき人は口うるさくなるが上機嫌に酩酊する。
ビール、葡萄酒、ブランデーなどの名で知られているいやな飲物は、人を怒りっぼくさせ、二日酔いやもうろう状態をひき起こす。これらが日本に輸入されつつあり、悪影響を与えている。
太陽は燦々と輝き、山にかこまれた谷間を照らした。大館はその中にあって、くっきり美しく見える。
日本では、太陽が照ると、森におおわれた山、庭園のような野は天国と化してしまう。六〇〇マイルも旅をしてきたが、日の光をあびて美しくならないような土地はほとんどなかった。
When Japan gets the sunshine, its forest-covered hills and garden-like valleys are turned into paradise.
水は馬の胴体の半ばを浸し、ある浅瀬では流れが強くて、馬子は足をさらわれ、馬が彼を岸に引き上げた。
あらゆるものが破壊されていた。今まで一つだけだった水流が、いくつかになっていた。相当の距離の間、道路らしいものはなくなっており、一〇マイルも橋一つなかった。
土地の大部分は山腹から流されてきた丸太や、根こそぎになった樹木、小石で一面におおわれていた。しかしもうこの地方の勤勉な農民たちは土を竹籠に盛って馬で運び、川の土手を作っていた。
この辺では、女の農民は野良着を着ているが、それが大層うまくできているので嬉しくなる。明るい青色のズボンの上にゆるやかな上着をつけ、腰を帯でしめている。
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