2024年1月15日月曜日

ジェイ・アール北海道バス 日勝線の旅 (17) 「目黒にサンマは揚がるのか?」

えりも町に入りました。それはそうとこの写真、果たしてどこにピントが合っているのか……?
【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 5 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。

国道 336 号は「ビタタヌンケ川」によって形成された僅かな平地を通り過ぎ、再びトンネルに入ります。今頃気づいたのですが、町境(広尾町字タタヌンケ付近)を流れる川は「タタヌンケ川」となっていて、0.6 km ほど南を流れる川が「タタヌンケ川」なんですね。

「目黒トンネル」と「岬第一覆道」

ここもよーく見ると新旧二つのトンネルが見え……ませんか?
あ、旧道は厳密にはトンネルではなく覆道でしたね。
「岬第一覆道」という名前のようですが、なるほど確かに岬がありますね(上の写真でも確認できますね)。

(この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである)
目黒トンネル」に入りました。長さは 1,876 m だそうですが、「黄金道路」にはもっと長いトンネルもあるんですよね……? このトンネルは 2012 年 1 月に開通したばかりで(と言っても 5 年ほど経過していますが)、流石にまだまだピッカピカです。

「日○岩○」

「目黒トンネル」の出口付近を「オニトップ川」が流れていて、近くに「日勝岩崎」バス停があるとのこと。どことなく「日○岩○」を彷彿とさせますね……(バス停以外の「日○岩○」はどちらも過去のものになってしまいましたが)。
「目黒トンネル」を抜けると、すぐに次の覆道が待ち構えています。
目黒トンネルとオニトップ覆道の間に「日勝岩崎」バス停がある筈ですが、丸板などは見当たりません。乗降客も数年レベル(あるいはそれ以上?)で皆無なのかも……?
「オニトップ覆道」を抜けると、今度は片持ち型の覆道が見えてきました。覆道の先が「荒磯トンネル」ですが、何故か覆道上部の銘板が見当たりません(劣化したので取り外された?)。
あと、折角片持ち型にしたのに海側にフェンスが設置されている(僅かに隙間はあるものの)というのもなかなか謎な感じが……。

極端にスローダウン

「荒磯トンネル」を抜けると、次のバス停は「日勝目黒」です。どうやら「日勝線」のバス停は旧国名ではなく路線名を冠するのが基本っぽい感じでしょうか(「十勝」と「日高」に分けるより一体感があって良いのでは)。
様似行きバスは極端に速度を落として路肩を走り始めました(記憶が定かでは無いのですが、停止はしなかったんじゃないかと)。
しばらく追い越し禁止区間が続いているので、後続車がここぞとばかりに前に出ます。ここはバス停では無い筈なので、「徐行」のみで停止することは無かったような気が……?

えりも町目黒

後続車をやり過ごして再び加速します。このあたりがえりも町目黒の市街地のようですね。
えりも町目黒は「猿留さるる川」によって形成された平地で、川の北岸にメインの集落があり、南岸には漁港があります。旧河道らしき平地も見えますね。


「猿留川」を渡ります。

目黒漁港にサンマは揚がるのか

次のバス停は「上目黒」とのこと。漁港のある側を便宜的に「上目黒」と呼んでいるようですが、南側が「上」なのがちょっと面白いですね。
猿留川を渡る「猿留橋」は旧河道の上まで伸びていました。旧河道は完全に埋め立てられたわけではなく、どうやら昆布を干す場所として使用しているっぽいですね。
ところで、目黒には漁港があるのですが、サンマの水揚げは無いのでしょうか……? もし僅かでも水揚げがあるのであれば、大々的に売り出してもいいと思うんですが……。

【おことわり】本記事内の写真は以下の目的のために Adobe Firefly の生成 AI による生成塗りつぶしを使用しているものがあります:ダストノイズ除去

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