2024年1月2日火曜日

十勝バス広尾線の旅 (9) 「『広尾サンタランド』とは」

広尾行きのバスは、ついに広尾町に入ってしまいました。2023 年時点の時刻表では「紋別入口」の到着が 9:11 となっているので、帯広駅前からほぼ 2 時間かけて広尾町にやってきたことになります。
5 月ですが、北海道の「背骨」とも言える日高山脈には、まだしっかりと雪が残っています。

【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 5 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。

広尾町豊似にやってきました。ここは国道 236 号と国道 336 号の重複区間で、国道 236 号はこの先で右折して野塚トンネルに向かうことになります。
国道 336 号の単独区間に入り、豊似川を渡ります。そう言えばちょうど番号が 100 違いですが、やはりこれは狙ったものなんでしょうか……?

国鉄広尾線の跡

道路沿いに謎の空き地が続いているのですが、これはもしかして……?
ああ、やはり。灌漑用水路の脇に橋脚が見えますが、どうやら国道の隣に国鉄広尾線が通っていたみたいですね(時系列を考慮すると「国鉄広尾線の隣に国道が」かも)。

広尾町野塚

広尾町野塚にやってきました。かつて国鉄広尾線の野塚駅のあったあたりです。
「野塚」バス停では高校生と思しきお客さんと目が合ってしまいました。祝日ですが普通に部活があるのか、あるいは練習試合とかでしょうか。
国道 236 号と国道 336 号のルートが殖民区画に準拠していたのは中札内村と更別村の一部、旧・忠別村の大半と大樹町の一部くらいで、野塚のあたりは殖民区画を斜め 45 度で突っ切っています(ある意味殖民区画準拠かも)。
この道路は地理院地図には「七号」とあります。「農村総合整備モデル事業」で整備されたもの……でしょうか?


この交叉点の近くには集合住宅が何棟も立ち並んでいますが、これは一体……? 炭鉱があったようには見えないのですが、公務員用の住宅……とかでしょうか?
このあたりでは、国鉄広尾線は 130 m ほど離れたところを通っていたみたいです。

「広尾サンタランド」とは

「楽古川」を渡って広尾の市街地に入りました。
学校らしき建物の前には「フクハラ」の看板と「広尾サンタランド」の看板が。
この「広尾サンタランド」ですが、「大丸山森林公園」の一角にあるとのこと。https://www.santaland.or.jp/about/ によると、サンタランドは「サンタの世界が持つ愛、夢、ロマン、憧れ、優しさがあり、いつまでも誇らしさや思い出が育つ町」とあります。
なんで学校の建物の前に看板が出ているのか……と思ったのですが、「広尾サンタランド」へはこの交叉点を右折すれば良いとのこと。広尾サンタランド、ちゃんと覚えておくようにします。

「広尾高校前」バス停

そしてこの建物が「広尾高校」ですが、手前のフェンスには(見切れていますが)「広尾高等学校存続対策協議会」の横断幕が掲げられています。つまり、存廃が論議されているということ……ですよね。
「中高一貫教育実践校」とありますが、Google マップでは「北海道広尾高等学校」と「広尾町立広尾中学校」はそれぞれ独立して存在しているように見えます。ただ敷地が隣接しているので、一部の授業を共同で実施している……とかかもしれませんね。
高校の正門の近く(50 m ほど離れている)には「広尾高校前」バス停があります。「広尾高校前」の次のバス停が「広尾」です。
【おことわり】本記事内の写真は以下の目的のために Adobe Firefly の生成 AI による生成塗りつぶしを使用しているものがあります:ダストノイズ除去

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