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バスは国道 236 号を離れて道道 470 号「更別停車場線」に入りました。国鉄広尾線が廃止されて随分と経ちますが、この手の「──停車場線」道道は未来永劫残る……のでしょうか?
道道 470 号は、現在は帯広広尾自動車道・更別 IC の連絡道路的な位置づけ……のように見えますが、ここは正確には道道 716 号「駒畠更別線」との重複区間らしく、更別 IC に繋がるのは道道 716 号のようです(道道 470 号は途中で左折して更別駅跡に向かってしまうので)。
更別村サラパーク
ちょっと不思議な木を見かけました。白い花が開いているようにも見えますが、あるいはこういった色の葉っぱなんでしょうか。そもそも何の木なんでしょう……?不思議……というと語弊がありますが、後ろに見える事務所のような建物は「更別村サラパーク」という名前の「地域創造複合施設」だそうで、ホテルやレストラン、スタジオなどがあるとのこと。どう見ても事務所ですが「2021 年 4 月にリニューアルオープンした」とあるので、これは改装前っぽいですね。
道路沿いには「更別農村公園前」というバス停がありました。不思議なことに 2023 年現在の時刻表には見当たらないのですが、どうやら 2015 年 10 月に「更別公住前」から「更別農村公園前」に名称変更したとのこと。
ところが 2018 年 11 月に「更別農村公園・熱中小学校前」に再度名称変更し、更には 2020 年 7 月に「更別さらパーク前」に名称変更したそうで……。この調子だとまた数年以内に名前が変わりそうな勢いですね。
どう見ても神社前
広尾行きバスは交叉点を左折して、引き続き道道 470 号「更別停車場線」を往きます。「更別街なか交流館 ma・na・ca 前」というこれまた変わった名前のバス停ですが、これは 2015 年 10 月に新設されたバス停とのこと。更別村役場や旧・更別駅の最寄りバス停となる「更別」に到着しました。番号系のバス停や、やたら長くて変わった名前のバス停が多いだけに、村名オンリーのバス停は謎のフラッグシップ感がありますね。
続いて「更別神社前」というバス停にやってきました。「──神社前」という割には全く「神社感」が無いなぁ……と思っていたのですが……
なんと目の前に巨大な鳥居が(!)。どう見ても「神社前」でしたね。
「東神橋」は神社の東?
広尾行きのバスは「更別神社」の前を左折して、以前はそのまままっすぐ国道に戻っていたみたいですが、現在は左折してすぐに右折してしまいます。前方に謎のアーチっぽいものが見えるのですが……
「サッチャルベツ川」を渡るこの橋は「東神橋」という名前だそうですが……あ、神社の東にあるからでしょうか? 橋の上のアーチはストレスフリーの単なる飾り……ですよね?
左手に何やら立派な施設が見えてきました。広々とした敷地に平屋の大きな建物があって、どことなくアメリカの田舎っぽい感じが……? 近くに「更別国保診療所前」というバス停もあります。「病院のあるところに路線バスあり」の法則はここでも発動されましたね。
国道 236 号へ
T 字路を左折して、今度こそ国道 236 号に向かいます。右側(南東側)に防風林があるからか、凄まじく車内が暗くなってしまいましたね(あくまで写真では、という話です)。ということで、全力でウソくさく補正してみました。ところどころ不自然な点もありますが、まぁご愛嬌ということで。
「南 3 線」を通って国道 236 号に戻ってきました。右折して国道 236 号に復帰します。
この路線名標識は更別村オリジナルのものでしょうか。ちなみにストリートビューで見るとこんな風になっているのですが……
もしかして、これが本来の向きなんでしょうか。
ようこそ さらべつ村へ
国道 236 号を往くこと数分、「ようこそ さらべつ村へ」という巨大なオブジェが見えてきました。どうやら「上更別」バス停に到着したようです。上更別は更別と忠類のちょうど中間地点で、久々に地名オンリーのバス停です。時刻表には「8:38」とありますが、この写真のタイムスタンプも 8:38 なので、完全オンタイムですね!
広尾行きバスでは更別村最後のバス停となる「十勝協和」に到着しました。……あ、思いっきり目が合いましたね(汗)。
バス停のすぐ手前で道道 238 号「更別幕別線」と接続していました。左折すれば「十勝スピードウェイ」に行くことができます。
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