幕別町は「パークゴルフ発祥の地」らしいのですが、なんとナウマン象がパークゴルフをプレーしています。ナウマン象と言えば忠類村(当時)で、幕別町はその忠類村を吸収合併したのですが、カントリーサインの絵柄も旧・忠類村のシンボルだった「ナウマン象」をあしらったものになっているのは素晴らしいですよね。
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カントリーサインの横には「
オブジェからは三枚のプレートが延びているのですが、そこには何故か交通安全標語が並んでいました。
はぁぁぁぁ!? と思ったのですが、このプレートは忠類大樹 IC から来た車に向かって「道の駅 コスモール大樹」「晩成温泉」「大樹町多目的航空公園」「大樹町宇宙交流センター SORA」をアピールしていたのでした。裏側のスペースが余ったので交通安全の標語でも……ということだったんですね。
「幕別町の南玄関 忠類へようこそ」
この日は帯広広尾自動車道には入らずに、そのまま国道 236 号を北上しました。こちらは親子でサイクリングでしょうか。親御さんがしっかりと車道側でガードしているのが良いですね。こちらの看板には「幕別町の南玄関 忠類へようこそ」とあります。ナウマン象のカントリーサインもそうですが、幕別町は *吸収合併した* 旧・忠類村のことをしっかりと尊重している感じが伝わってきます。
「無料高速」時代の「道の駅」
忠類の市街地にやってきました。「忠類大樹 IC」の交叉点から 2.8 km しか離れていませんが、もう次の IC が存在するのですね。あまりに近すぎるので、「忠類大樹 IC」は帯広広尾道の延伸後に廃止されたりするのだろうか……と心配になりますが、「忠類大樹 IC」は延伸を見越した構造なんですよね(不思議)。「道の駅・忠類」は忠類 IC のすぐ近くに設けられています。いわゆる「無料高速」が現道のトラフィックを完膚なきまでに奪い去る……というのは既に記した通りですが、いわゆる「無料高速」は SA・PA が存在しない場合が多いので、「IC 至近の道の駅」が SA 代わりなんですよね。
「道の駅・忠類」の立地が帯広広尾道の存在を織り込んだものなのか、それとも単なる偶然なのかはわかりませんが、「『無料高速』と共存する道の駅」……というポジションに落ち着いたのは、なかなか妙案なのでは……と思わせます。
「ちゅうるい」
忠類の道の駅の前を通過すると、前方に交叉点が見えてきました。どうやらここは国道 236 号と道道 319 号「生花大樹線」の重複区間だったらしく、前方の交叉点で道道 319 号が分岐するとのこと。赤信号に引っかかってしまったのですが、右側にちょっと気になる建物が見えます。
この、ひらがなで「ちゅうるい」と記された建物はバス停とのこと(よく見ると黄色いバスが駐車中ですね)。このあたりはかつての国鉄広尾線・忠類駅の駅前だったところで、国道の 100 m ほど西に忠類駅が存在していました。
道道 15 号「幕別大樹線」
信号が青に変わったので、引き続き国道 236 号を北北東に向かいます。左右の建物が減ったなぁ……と思っていると、いきなり「登坂車線」の登場です。さっきまで市街地にいた筈なのに……。ここで国道 236 号から離れて、道道 15 号「幕別大樹線」に入ります。これまた気づいていなかったのですが、大樹町の市街地からここまで、国道 236 号と道道 15 号も重複していたのですね。
道道 15 号「幕別大樹線」の単独区間に入りました。眼の前に見える山は標高 270.9 m で、頂上付近に「丸山」という名前の四等三角点が存在するとのこと。頂上付近にアンテナも見えますが、これはテレビのアンテナでしょうか……?
そう言えば、ここは「
橋を渡って坂を登ると
「当縁川」の支流である「コイカクシュトープイ川」沿いを北に向かいます。青看板(108 系標識)によると、この先を左折すると「さらべつカントリーパーク」とのこと。とりあえずここを左折して……
「はるにれ橋」で「コイカクシュトープイ川」を渡って……
坂を登ると……
更別村です。一般的なサイズのカントリーサインはありませんが、ユニークな形の標識?でお出迎えです。
【おことわり】本記事内の写真は以下の目的のために Adobe Firefly の生成 AI による生成塗りつぶしを使用しているものがあります:ダストノイズ除去、フロントガラスへの映り込み除去
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