(上部右側で Adobe Firefly の生成 AI による生成塗りつぶしを使用)
ちゃんとした展示パネルも設置されていました。大樹町が「父さんな、これからは宇宙開発で食っていこうと思うんだ」と意思表明したのは 1984 年だったのですね。【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 5 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。
壁には「宇宙航空研究開発機構(JAXA)」のコーナーも。このパネルの展示の仕方、どことなく期間限定の「見本市」系のイベントっぽい感じも……。
隣にはパーティションが置かれていて、「日本の航空機開発」と題されたでっかい年表が貼られていました。
年表は 1910 年代から始まっていました。言われてみればそれくらい……なんですね。いや、諸々考えるとこの時期以外にはあり得ないのですが。
なんとなく既視感もあるのですが、そう言えば 5 日ほど前(!)に苫小牧の「苫小牧市科学センター」(ミール展示館の隣)でも壁一面に貼られた「宇宙ロケット開発の歴史」という年表を見ていたんでした。
うしろのスイッチを押してみよう!
こちらのパーティションには「大気球の開発 その1」と題されたパネル(ポスター)が貼られています。フォントのチョイスが謎なのはさておき、右側に「1/60大気球模型」とあり、「うしろのスイッチを押してみよう!」とのメモが貼られています。後ろを振り返ると、そこには謎のスイッチが。
どうやらスイッチを押すとこの気球が膨らむようなのですが……なんとなく気が引けてしまって、押さずにスルーしてしまいました……。
もともと、この気球による各種の実験は大船渡市三陸町(サンリクオオフナト共和国)の「三陸大気球観測所」で行われていたようですが、2008 年からは大樹町で行われるようになったとのこと。
(上部右側と下部右側で Adobe Firefly の生成 AI による生成塗りつぶしを使用)
宇宙から大樹町を見てみよう
フロアには「宇宙からみた 北海道 広尾郡 大樹町」という巨大な写真が貼られていました。航空写真のようにも思えますが、人工衛星から撮影した写真なんでしょうか……?「大樹町多目的航空公園」のあたりは、こんな風に見えているみたいです。
ミニチュア……ですよね
巨大な衛星写真の横にはロケットなどが並んでいました。ミニチュアのようにも見えますが、もしかして実物でしょうか……?これまた巨大なローソクのようなものも置かれていました。ロケット用の固形燃料のようですが、なんと自由に触っていいのだとか(!)。
これらのロケットは……さすがにミニチュアのようですね。故・糸川英夫博士が飛ばした「ペンシルロケット」は全長 23 cm だったそうなので、サイズ的にはペンシルロケットより若干大きいわけですが……。
こちらも同様にミニチュアっぽいですが、左から「はるいちばん」「なつまつり」「ゆきあかり」「いちご」「ひなまつり」とのこと。何なんでしょうこのネーミングセンスは……(汗)。
小惑星「Taiki」
大学やジョイントベンチャーのみならず、企業の展示も目立ちます。「北海道衛星株式会社」という会社があるそうですが、「大樹」という名前の人工衛星を打ち上げる予定……とのこと。ただ https://hokkaido-sat.co.jp/company/history/ を見る限り、それらしいトピックは見当たらないようで……。その代わり……ということでは無いのでしょうが、2013 年に、火星と木星の間の小惑星帯に存在する小惑星の一つに「Taiki」という名前がつけられたのだそうです。
【おことわり】本記事内の写真は以下の目的のために Adobe Firefly の生成 AI による生成塗りつぶしを使用しているものがあります:周辺部の拡張(別途記載)
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