2023年10月16日月曜日

春の道東・船と鉄路とバスの旅 2017 (120) 「すべる」

道道 1038 号「直別共栄線」を西に向かいます。道道 1038 号は起点と終点で国道 38 号と接続していて、浦幌を経由する国道 38 号が「山線」だとすれば、厚内を経由する道道 1038 号は「海線」と言えるでしょうか(番号も似ていますが、これはきっと意図的なものですよね)。
【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 5 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。

道道 1038 号は「海線」と言いながら「霧止峠」を経由することになりますが、先程の交叉点を左折して十勝太に迎えば「霧止峠」を回避することもできます。ちなみにこの交叉点、2014 年のストリートビューではこのように見えていますが……


2023 年のストリートビューでは交叉点の位置が変わっていました。浦幌町静内から十勝太に向かう場合に鋭角過ぎたのを改良したっぽいですね。

すべる

引き続き道道 1038 号の終点に向かいます。ここは舗装を完全にやり直したのでしょうか。まるで新しい道路のようです。
ただ面白いことに道道のヘキサはかなりくたびれたものでした。下の「すべる」もなかなかポイント高いですね。

新旧浦幌川

統太橋」で浦幌川を渡ります。橋に向かうスロープがやや沈下しているように見えますが、やはりこのあたりは地盤が軟弱なんでしょうか……?(陸軍図では谷地として描かれています)
浦幌川を渡ると、まるで干拓地のような景色が広がります。遠くに雪山が見えますが、あれは日高山脈でしょうか(Firefly の生成 AI が勝手に山を追加したんじゃないかと焦りましたが、おそらく冤罪です)。
さいわい橋」という小さな橋を渡ります。何の変哲もない川に見えますが、実はこの川が「旧・浦幌川」とのこと。現在の浦幌川(放水路)と比べると随分と小さな川に見えますが、やはり良く氾濫していたんでしょうか……?

吉野? 共栄? 新吉野~

浦幌町新吉野の市街地が近づいてきました。正確にはこのあたりは「浦幌町共栄」で、新吉野駅に近い側が「浦幌町吉野」とのこと。地名は「吉野」ですが青看板にも駅名の「新吉野」が使われていたので、「新吉野」のほうが良く使われていたりするんでしょうか……?
道道 1038 号の終点が近づいてきました。終点では国道 38 号が接続するだけではなく、国道 336 号とも接続しています。
道道 1038 号の終点である「吉野共栄」交叉点にやってきました。吉野地区と共栄地区の両方に配慮したネーミングでしょうか。
今回も例によって殆どの写真で生成 AI による「補正」(のつもり)を行っています。補正前(色味修正とトリミングのみ)の写真はこんな感じでした。
電線の多い写真は生成 AI にとっては鬼門なのですが、ほぼディテールを損なわずに補正できているのではないかと……(自画自賛)。生成 AI を使ったのは空だけで、手前の色味修正はトーンカーブ修正のみです。曇り空の写真を青空に改変する……と言ったことも出来てしまうのですが、さすがにそこまではやりたくないですね……。

なんとなく愛牛へ

左折して国道 336 号に入りました。浦河まで 126 km も相当なものですが、広尾まででも 71 km もあるんですね。
国道 336 号は左に 45 度ほど曲がって、殖民区画を斜めに渡るルートに入ります。ここは以前にも走ったことのあるルートなので、今回は右折してみることに。
もともとは直線道路だったものを、国道 336 号の整備に合わせて T 字路に作り直したタイプの交叉点のようです。右に左にとハンドルを回して、再び直線区間に入ります。
下頃辺川を渡ります。この川も人工的に開削された放水路のようで、すぐ手前に「旧下頃辺川」が流れています。何の変哲もない写真ですが、これでもめちゃくちゃ手間をかけて補正しているんですよね……(かけた時間に出来が見合っていないのでは)。
前方に小さな鳥居が見えています。このあたりが「浦幌町愛牛」のようです。
【おことわり】本記事内の写真は以下の目的のために Adobe Firefly の生成 AI による生成塗りつぶしを使用しているものがあります:フロントガラスへの映り込み除去

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