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この木は「アカダモ」という別名でも知られる「ハルニレ」のようです。アイヌ語では chi-kisa-ni で、火を起こすのに使用する木として知られていますね。
謎の装置
ところで、これは一体何でしょう? 線路脇に謎めいた装置が見えるのですが、転轍器でも無さそうですし……?別アングルから眺めるとこんな感じです。何がなんだかさっぱりわからないですね……。
アルファベットが巨大で
おや、あんなところに「泉川」の駅名標が……?「別海町鉄道記念館」の中の駅名標には出てこなかった「泉川」駅ですが、このようにちゃんと保存されていました。「IZUMIKAWA」の文字が異様に大きく感じられますが、比較的古いデザインなんでしょうか……?
今度は泉川駅の東隣にあった「光進」駅の駅名標です。
こちらも「KŌSHIN」の文字がかなり大きいですね。またひらがなの書体も随分とキッチュな感じがします。
ちなみにこちらの写真も「ウソくさい補正」全開でお送りしております。補正前はこんな感じでした。
それほどえげつない逆光でも無さそうですが、奥のスケートリンクが真っ白なのも影響したのでしょうか……?
全て手書き
「西春別駅」のホーム(おそらく新たに建設したものだと思いますが)には「キハ 22 239」が保存されていました。ホームには「西春別」の駅名標がありました。「NISHI-SHUMBETSU」の文字が随分と小さくなっています。全て手書きなのはいかにも昭和っぽいですね。
気になるのが、これらの駅名標がどれもピッカピカなことで……。いわゆる「使用感」が無いんですが、これがレプリカだとしたらそれはそれで随分とリアルな感じが……(特に「泉川」と「光進」は使用感こそ無いものの、書体のリアリティが凄いですよね)。
別海町の 8 つの駅
線路は「西春別駅」の「ホーム」の先で途切れていました。道路のほうが一段高くなっているようにも見えますが、これは公園の端が土手状になっているためで、見た目ほど高低差があるわけではありません。ちょっと気になるのが、公園内の遊歩道にも立体交叉があるようで、全体的に土地が少しだけ低くなっているように思えるのですね。もしもの時に遊水地として機能したらいいかも……みたいな話は、さすがに無いと思いますが……。
「線路」の終点には「上春別」「春別」「平糸」「別海」の駅名標が並んでいました。
別海町には「標津線」と「標津線厚床支線」が通っていて(面白いことに両者は中標津駅を経由しないと行き来できなかったりするのですが)、2 つの路線にそれぞれ 4 駅が設けられていました。屋外に保存されている駅名標は駅の順序通りに並んでいるのですが、今度は「奥行臼」の駅名標だけが見当たりません。
上春別・春別・平糸・別海
西春別の東隣にあった「上春別」の駅名標です。「KAMI-SHUMBETSU」の文字サイズは小さくなっていますが、キッチュな書体は「泉川」や「光進」と同じですね。上春別のお隣の「計根別」は中標津町です。「春別」は厚床支線の駅でした。書体は随分と大人しくなりましたが、「ひらいと」や「きょうわ」の文字の歪み方が味わい深いですね。お隣の「協和」は中標津町に存在していました。
「平糸」の駅名標です。これまで何度も記していますが、どの駅名標も本当にピッカピカです。ただ駅名標のフレームの形状がどれも異なっていたりするので、やはり本物なんでしょうか……?
「西別」駅として開業した「別海」駅の駅名標です。別海町には「西別」「春別」「西春別」「上春別」の各駅が存在していたことになり、ややこしいことこの上無かったでしょうね……。
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