2023年7月18日火曜日

春の道東・船と鉄路とバスの旅 2017 (65) 「グルっと神の子池」

「神の子池」の木道を時計回りに歩きます。木橋のテラス状の場所には立派な案内板が設置されています。
【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 5 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。

木橋の欄干部分には写真つきで二か国語対応の案内板が取り付けられていました。
ちなみに案内板のあるあたりは、日陰になる時間が比較的長いからか(それとも足を踏み入れるケースが少ないからか)、雪が割と残っていました。

波紋の主は

池の周縁部は腐葉土状のものが浮いているところもありますが、中央部は見事なまでに透き通っています。この池の水源は摩周湖の伏流水だと考えられているので、水はとことん濾過されたもの……ということになるので、清冽なのもまぁ当然でしょうか。
美しい池の水面にはところどころに波紋が見えますが、これはこの池を棲み家にしている「オショロコマ」の立てたもの……なんでしょうね。

水没した樹木が水没したように見えない

木道は池をぐるっと囲むように設けられています。大々的に整備されていますが、それだけの価値のある場所ですね。
池の中に水没した樹木が何本も見えます。ただ、あまりに透明度が高いからか、水没しているのか、それとも水面上に倒れているのか分かりづらいですね……(あと対岸の樹木が水面に反射しているのも)。
透明な中心部と落ち葉が浮いている流出部のツーショットです。流出部には笹の生い茂った小島があります。

ミズバショウ?

「神の子池」木道のちょうど半分くらいまで来たでしょうか。決して大きな池とは言えないサイズで、水が透き通って見える場所も意外と限られていると言えばその通りなんですが、自然……というか、「天然」というキーワードがしっくり来る感じがありますね。
駐車場方面を縦位置で。空の青さをもっと強くしたいところですが、これ以上は池の水の色彩をぶっ壊しそうなので、この辺がギリギリでしょうか……?(ちょいと色味を強くしてます)
木道の反対側には、何故か雪が融けた一角がありました。日光を遮るものが比較的少なく、窪地状になっているので日射熱を持った雪解け水が溜まりやすい……ということでしょうか。
これはミズバショウ……でしょうか?

まるでガラス越し

案内板のある位置の対岸あたりまでやってきました。ここからも水没した樹木が良く見えます。適正露出が難しそうな構図ですね(ほぼカメラ任せですが)。
対岸の樹木が水面に映り込むのは相変わらずです。まるでガラス越しに撮影した写真みたいですね。

この先残雪あり〼

木橋が終わって遊歩道区間に入るあたりから駐車場側を眺めます。このあたりは日陰ということもあり、池は黒く見えています。
木橋が終わった先は雪が大量に残っていました。東向きの斜面なので昼間から夕方にかけての日照がやや乏しいということでしょうか。あるいはもしかしたら木橋を逆行して帰る人が少なくないのかも……?(進行方向が決められている訳ではないので)

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