対向車線にも似たような標識がありまして……
こちらも「女満別町」ではなく「女満別」ですね。なぜこうなったのか理由を考えてみましたが、合理的な推論には辿り着けず……。
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それはそうと、Y 字分岐を無理やり T 字路に直した交叉点って、なんかいいですよね。
前方に防風林が見えてきました。見事なまでに一直線なのは当然かもしれませんが、樹木の高さもいい感じに揃ってしまうものなんですね。
なにやら看板が見えますが、これは「ランマンフロアブル」という殺菌剤(農薬ですね)とのこと。ばれいしょ(じゃがいも)を腐らせる病気に効くみたいです。
気になる道路
良い感じのアップダウンが続きますが、右手にちょいと気になる道路が……この道路を見て「あ、もしかして……」と思われた方はいらっしゃいますでしょうか。林道のようにも見えますが、よく見ると(痛みまくっているものの)舗装されているようです。
航空写真で見ると一目瞭然かもしれません。どうやらこの道路は国道 334 号の旧道みたいです。
ちょいと古くて画素数の少ないカメラを車載しているので、ガッチガチにトーンカーブをいじって色も濃くしているのですが、逆光だと補正しがいがありますよね……。
芝桜の写真の上には Welcome Nonky Land と書いてあるように見えます。to がどこへ消えたのか……というのはさておき、Nonky Land という謎のキーワードも気になるところですが、どうやら「ノンキーランドひがしもこと」という道の駅があるとのこと。
「川湯」は「川湯温泉」
下り坂の途中に十字路がありました。「川湯温泉」以外にも「川湯」ってあるんだなー……と勘違いしてしまったのですが、そうではなくて、東藻琴から直接屈斜路湖畔の川湯温泉に行けたのでした。川湯温泉へは道道 102 号「網走川湯線」を通ることになるのですが、女満別から来た場合、ここで右折することで道道 102 号にショートカットできるようです。ところで、標識の支柱の
「速度感応システム」と書かれているようですが、どうやら速度超過した車が通過するとその先の信号機を強制的に赤にする仕組みなのだとか。まるで鉄道の新型 ATS みたいですね。
網走交通東藻琴SS
青看板の裏側の有効活用に余念がないのは相変わらずですが、牛と牧場と芝桜と……手前の木製のものは何でしょう?スピードが乗りそうな下り坂の先は……
旧・東藻琴村の中心街です。なるほど、これは確かに「速度感応システム」による荒療治が必要かもしれませんね……(速度超過した車が市街地に突っ込んでくるのは怖いですし)。
出光のガソスタですが、アポロマークの下にクレジットカード各社のロゴが並んでいます。左から SAISON CARD、Mastercard、VISA、American Express、JCB、DC Card でしょうか。
このガソリンスタンドは「網走交通東藻琴SS」という名前みたいですが、「網走交通」という社名は路線バスやタクシーなどを走らせてそうな印象があります。
現在は「一般貨物自動車運送事業」や「石油販売事業」、「砕石採取生産販売事業」などがメインのようですが(https://www.abashiri-kotsu.co.jp/company/outline.html)、Web サイトをよく見ると東急グループのマークが……。ということで「沿革」のページを見てみると……
北海道拓殖計画により、国鉄藻琴駅より東藻琴市街地まで15.2kmの殖民軌道藻琴線が敷設され、沿線利用者が運行組合を組織し管理された。昭和25年6月25日、北見バス株式会社より東藻琴-藻琴間16.5kmの路線譲渡を受け、網走交通株式会社の前身である東藻琴交通株式会社を設立
(網走交通株式会社 Web サイト「沿革」より引用)
なんと! 釧網本線の藻琴駅から殖民軌道が出ていたのは知っていたのですが、その関連会社だったのですね! 貨物輸送等がメインの会社なのに「網走交通」という社名は妙だなぁと思ったのですが、歴史的経緯ということでめちゃくちゃ納得です。あと、「東藻琴交通」に路線を譲渡した「北見バス」が東急グループから切り離されたのに対し、「網走交通」は未だに東急グループ配下というのもちょっと面白いですね。
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