【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 5 月時点のものです。
踏切(第 2 鷹栖神楽線踏切)を渡ると……
間もなく東旭川駅です(既に駅構内に入ったも同然ですが……)。
桜岡駅は実は「一線スルー」構造じゃないか……という疑問を抱いたのですが、どうやら東旭川駅も似たような構造らしく……
これは……「一線スルー」ですよね? もともとは普通の分岐だったところを、片側の線路(本線)を *ほぼ* 直結させるようにして、もう一方の線路を副本線に作り変えたように見えます。
こうすることにより、本線を通過する列車はポイントを通過する際の減速を最小限に留めることができます。この手の改良は根室本線や宗谷本線の一部区間で行われている……という認識だったのですが、(やたら遅いと評判の)石北本線でも地味に改良が進んでいたのですね。
東旭川駅(A32)
信号小屋らしき建屋が見えてきました。いやー、それにしても見事に量産型デザインですね。どの駅もほぼデザインが同じのような……。東旭川駅は 2 面 2 線の相対式ホームですが、上下線のホームがオフセットされて構内踏切で移動するレイアウトです(久しぶりのような)。そのため、列車の最後尾から出発信号機まで距離があるということで、レピーターも設置されています。白く光っていたら出発信号機が「青」を現示しているということですね。
東旭川駅の駅舎が見えてきました。いやー、久しぶりに進行方向左側に陣取っていて良かったなぁと思える瞬間ですね……(汗)。駅舎は垂直のフィンが二つ並ぶようなデザインで、なんとなく JR 北海道が発足した頃に建て替えられた雰囲気が……。あの頃は JR 北海道にもお金があった……というか、日本中にまだ多少のお金があったんですよね……。
東旭川駅は 1922 年に「石北線」が新旭川から愛別まで開通した際に開業した駅で、昨年(2022 年)に開業 100 周年を迎えた……ということになりますね。
おや、いつの間にか運転席の横にもう一名、乗務員の方が増えていますね。
保線車輌用?側線
駅の南西側には保線車輌あたりが入るのであろう側線(の車止め)が見えます。この側線、実はちょいと珍妙な方向に伸びていて……
かつて駅の南西側に貨物ヤードがあったらしく、跡地の真ん中あたりに側線があるようです。理由は不明ですが、資材の積み下ろしに都合が良いから……とかでしょうか。
かつての貨物用側線は住宅群のすぐ手前を通っていたようです。
先ほど車止めが見えていた、保線車輌用の側線が見えてきました。本線・副本線からはびみょうに離れていますが、これでもかつての貨物用側線よりは手前にあるんですよね。
旭川行き 4530D は東旭川を出発しました。次の駅は「南永山」です。
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