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踏切には特別快速「きたみ」の通過を待っている車がいました。一日 6 往復しか無い区間なのに、お待たせしてすいません……。
線路の南側には大量の太陽電池パネルが置かれていました。この太陽電池パネルの南を国道 39 号が通っていて、国道沿いには林があったのですが、いつの間にか伐採されてしまったみたいです。ちょっと「なんだかなぁ」という感じが……。
上川駅と国道 39 号を結ぶ道道 300 号「上川停車場線」の跨線橋が見えてきました。なんとエレベーター完備とのこと(!)。
上川駅(A43)
線路が見えてきました。上川駅の構内に入ったようです。上川駅は 2 面 3 線の国鉄型配線 + 側線というレイアウトで、保線車輌・除雪車輌の基地も隣接しているようです。
ホームには国鉄型の「名所案内」も。「大雪山国立公園」と「大雪山連峰」がリストアップされていますが、まぁ……これは鉄板ですよね。あ、材質の話じゃなくて……。
封鎖中?
そして「名所案内」の隣には小屋のような建物が見えますが……これ、封鎖されて……ますよね? 待合室のように見えるのですが、二箇所ある出入り口には細長い板が打ち付けられています。ただ、封鎖するならベニヤ板を全面に打ち付けることもできるわけで、人の出入りを前提にした「封鎖」なんでしょうか。
不思議なのが、斜めに梁のような板?が渡してあるところで、これは人の出入りを制御するものではなく、建屋そのものを補強しようとしているようにも見えます。建屋自体が老朽化したとかであれば、ガチッと補修するか解体するかの二択だと思うのですが、どちらにも踏み込めない事情があったりするのでしょうか……?
アーチで支えられた上屋
上川駅の 2・3 番ホームと言えば、コンクリート製と思しきアーチで支えられた上屋が印象的です。積雪に耐えるためには覆道レベルの建造物が必要だ……という判断なのか、それに加えて「鉄骨が足りない」という事情でもあったのか(憶測ですが)、実に見事で優美な形の上屋です。撮影をミスってトリミングが必要になってしまいました(無念)。コンクリート製のアーチは応力を分散する上で理にかなった形状で、鉄骨ではなく鉄筋で同レベルの耐雪性能を確保できるのがメリットだったのでしょうね。
上川駅の開業は 1923 年なので、当時は「鉄不足」がそれほど酷くなかったと思われるのですが、この上屋はいつ頃設置されたものなんでしょう? 駅舎の改築は 1962 年だそうですが、こういったアーチ型の意匠はどことなく戦前っぽい雰囲気があるんですよね。
石北本線途中下車
上川駅で特別快速「きたみ」から下車することにしました。特別快速「きたみ」は 1 番線に入線していました。上川駅の 1 番線は遠軽方面・旭川方面のどちらにも出発信号機があり、この時間は遠軽方面の列車が無いので、改札に近い 1 番線に入線した……ということのようです。
ということで、上川で途中下車すべく改札に向かおうとしたのですが……ん、これは? ルイス・ペレス=サラでしょうか?(そもそもスペルが違うのでは)
ちなみに……駅舎から 2・3 番線のアーチで支えられた上屋を眺めるとこんな感じです。何故かキハ 40 が入線済みなのは気にしてはいけません。
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