2023年4月20日木曜日

石北本線ほぼ各駅停車 (30) 「中越信号場」

特別快速「きたみ」は上越信号場を通過して西に向かいます。このあたりでは国道 333 号と並走していますが、旭川紋別自動車道を通る人が多い(というか、ほぼ大半?)ので、国道 333 号もガラガラ……ですね。
【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 4 月~ 5 月時点のものです。

おや、こんなところに建物が……。
この建物、国道のすぐ傍なのですが、国道側から見ると信号小屋のように見えます。線路側から見ると立派な入り口があって、エアコンの室外機も見えるんですが、窓が見当たらないように思えるので、やはり信号小屋でしょうか……?

中越信号場

中越なかこし信号場」にやってきました。かつての「中越駅」ですが、2001 年に駅としては廃止されて現在は信号場になっています。「奥白滝駅」と同時期に廃止された……ということになるでしょうか。
工事現場で良く見かけるプレハブ小屋と仮設トイレが見えます。何らかの工事が行われていた……ということでしょうか。
かつての駅舎が見えました! そうそう、こんなのが見たかったんですが、奥白滝信号場は進行方向右側に建物があったためうまく撮影できず、上越信号場では何故か撮影に失敗してしまい……
ここまでの鬱憤を晴らすが如く、2 枚続けてご覧に入れます。これだけちゃんと撮影できたのは「金華信号場」以来ですね……。
駅の隣には、毎度おなじみの没個性的な形をした信号小屋があります。となるとさっきの建物は……?(信号小屋が二つある?) ここ、良く見ると貨物ホームっぽいのですが、今も線路が残っていているので、保線用車輌が留置されることもあるのでしょうか……?

峠越えのベースキャンプ

まだまだ残雪が目立ちますが、駅……じゃないや、信号場の西側には廃アスファルトなどの資材が山積みになっていました。廃アスファルトの上には雪が積もっていないのですが、蓄熱性が高いのでしょうか……?
建設資材置場と信号場の敷地の間は、木製の防雪柵で区切られています。強度の面で大丈夫なのかな……と思ったりもしますが、これを見た限りでは全然平気みたいですね。
中越信号場は上り線と下り線があるだけではなく、北側に副本線のあるレイアウトで、かつては駅(当時)の西に転車台もあったそうです。どうやら単なる駅ではなく、峠越えのベースキャンプだった、ということなんでしょうね。

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