【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 4 月~ 5 月時点のものです。新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。
湧別川を渡ります。まるで湖の流出河川のような水量ですが、雪解け水でここまで増水するものなんですね……。
謎の「麦酒館ファーライト」
駅の近くでこんな建物を見かけたのですが、Google マップにはピンが見当たりません。ストリートビューでは「ふぁーらいと」という看板が見えるので、それを頼りにググってみました。不思議なことに、「遠軽 ふぁーらいと」でググると、「麦酒館ふぁーらいと」という名前の情報が次々とヒットします。これらを見る限りでは、普通に営業しているようにも見えます。
ただ、サイトの口コミには「2012 年 3 月で閉店」という情報もありました。Google マップにピンが立っていないことも考えると、やはり閉店済みだったと見るべきなんでしょうか……。
駅のすぐ近くには遠軽交通 ハイヤー」という看板の建物がありました。
タクシー会社の営業所兼ガレージだと思うのですが、おそらく一桁だったであろう市内局番を手直ししてあるのが微笑ましいですね。
ところがこの事務所兼ガレージ(だと思う)、現在の航空写真では存在が確認できません(駅の南側は「遠軽町芸術文化交流プラザ メトロプラザ」というでっかい建物に変わってしまっています)。ちょっと嫌な予感もしたのですが、「遠軽交通ハイヤー」は駅からちょっと離れた、自衛隊駐屯地の近くに健在のようです。
遠軽駅(A50)
特別快速「きたみ」は遠軽駅の 1 番線に入線しました。ところで、この人は……誰?遠軽駅の 1 番ホームには運転士さんとアングロサクソン系のお客さんが待っていました。北見では中国語(だと思う)を話すお客さんもいましたし、特別快速「きたみ」はなんかとってもワールドワイドにインターナショナルでトゥギャザーな感じですね。
改札口にはドアが設置されています。段差もスロープでカバーしてあるのが良いですね。
石北本線は歴史的な経緯もあり、遠軽駅で進行方向が変わります。幸いなことにキハ 54 529 は転換クロスシートに換装済みなので、バッタン!と背もたれの向きを変えて乗車客を待ちます。
お客さんが乗車してきました。ロングシートの区画が意外と広いんですね。
折り返し駅なのに
遠軽駅の配線は 2 面 3 線の国鉄型配線で、3 番線の向こうにあった 3 本の側線のうち 1 本が健在のようです(何故か転車台も撤去されずに残されています)。遠軽から中湧別・紋別方面に伸びていた名寄本線が廃止されたため、現在は折り返し駅の筈ですが、1 番ホームと 2・3 番ホームの間には今も跨線橋が健在です(頭端式ホームにすれば跨線橋は不要になるのですが)。2・3 番のりばのホーム上屋は木製のようですね。積雪の荷重に耐えられるよう、かなりしっかりした構造のように見えます。
3 番線の向こうの側線にはキハ 40 1712 が留置されていました。「生田原↔遠 軽」のサイドボードが装着済みですが、これは 16:40 遠軽発の生田原行き 4669D となるのか、それとも 7:54 に遠軽に到着した生田原発の 4650D なのか……?
そう言えば、遠軽駅から上川方面に向かう列車は、特急「オホーツク」と特急「大雪」を除けば特別快速「きたみ」がこの日最初の列車です(汗)。
遠軽を出発!
特別快速「きたみ」は遠軽を出発しました。おや、こんなところに「JNR」ロゴのついた国鉄コンテナが……!ポイントを渡って上川方面の線路に入りました。
北見からやってきた線路とは、踏切のところでお別れです。ちなみにこの踏切を渡った先(右側)には「遠軽神社」があるとのこと。神社絡みの踏切も結構多そうですね。
えんがるロックバレースキー場
進行方向が逆になった関係で、向かって左側に着席することになったのですが……おや、あの山は?えんがるロックバレースキー場……でしたね。北斜面ということもあり、5 月でも僅かに雪が残っているようです(さすがに営業は難しいでしょうけど)。
ちなみに Google マップで見ると、麓にゲレンデのような一角が見えるのですが、これはどうやら「サマーゲレンデ」みたいですね。「雪に限りなく近い感覚でエッジグリップが得られ」とありますが、果たしてどんな感覚なのか、気になりますね……。
www.bojan.net
Copyright © 1995- Bojan International
0 件のコメント:
コメントを投稿