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1 番線に留まっていた北見行き 4656D の車輌(キハ 40 × 2)が姿を消していました。改札が開かなかったのは、キハ 40 が移動するのを待っていたみたいですね。ちなみにこの写真、2 番線に停車中のキハ 40 に目が移りがちですが、よーく見ると 1 番線を網走側に向かうキハ 40 の姿が……。
廃レールを使った跨線橋
1 番線から 2・3 番線には跨線橋で移動します。1 枚目の写真にはガラス張りの跨線橋が見えていますが、これはいわゆる「自由通路」のようですね。駅の改札口から跨線橋より自由通路(=構内の移動には使用できない)のほうが近いというのは、ちょっと皮肉な感じもしますが……。この跨線橋は鉄骨代わりに古レールを使用したクラシックなものですが、良く見ると柱代わりのレールの先端が大きく曲げられた上で、
特別快速「きたみ」
特別快速「きたみ」が 3 番線に停車中です。オリジナル塗装のキハ 54 ですが、オリジナルのままで普通に格好いいですよね……。「国鉄の置き土産」としても知られる車輌ですが、JR 北海道をめちゃくちゃ支えた名車……ですよね。この日の特別快速「きたみ」はキハ 54 529 の単行でした。ちゃんとサイドボードも装着済みですが、良く見ると「旭川」と「北見」の位置が……。「えっ」と思ったのですが、よく考えてみると途中の遠軽で進行方向が逆になるので、遠軽で差し替えを行わない限りどちらかが逆になってしまうんですよね。
キハ 54 529
ということで早速車内へ。毎度おなじみ、進行方向右側の座席をゲットしました。座席は転換クロスシートに換装されています。この車輌はキハ 54 500 番台のラストナンバーらしく、急行「礼文」用に新幹線のシートを転用したとのこと。
元々ボックスシートだったものを転換クロスシートに換装しているので、シートの位置と窓配置が合っていません(飛行機もだいたいそうですよね)。幸いなことにそれほど混雑していないので、窓の位置がいい感じの場所を選ぶことができました。
元・急行用ということもあってか、シート脇にはテーブルも備えられていました。
窓はもちろん二重窓で、内側の窓も下がったままでした。
車内には「日高線 鵡川~様似間 バス代行輸送のご案内」が吊るされていました。夏向けの空調が扇風機だけなのは、いかにも北海道らしいですね。
改札口では駅員さんが発車を見送ってくれていました。「この駅員さん、いい人だな~」と思いたくなりますが、3 番のりばでホームの安全を確かめる代わりに改札から見守っている、ということなんでしょうね。
端的に言えば「合理化」なのでしょうけど、ドア周りの安全は運転士さんが目視で確かめた上で扉を閉めている筈なので、扉が閉まった後で車輌にしがみつくようなことが無ければ、安全は確保できる筈です。
思い出の「北見バスターミナル」
特別快速「きたみ」は、定刻通りに北見駅を出発しました。「まちきた大通ビル」と「東横イン」が見えますが、「東横イン」の進出が「北見東急イン」にとどめを刺した……とも言えそうなのがめちゃくちゃ皮肉ですね……(他のホテルチェーンの進出のほうがインパクトは大きかったかもしれませんが)。ところで、「まちきた大通ビル」の 1F 部分に、時刻表らしきものが……?
そしておなじみの
以前に、蛭子さんのバス旅で洞爺湖から羅臼に向かう際に、陸別から北見まで「北海道北見バス」に乗車したことがあったと記憶しているのですが、その時にもこのバスターミナルで乗り降りしていた筈なんですよね。
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