2023年3月1日水曜日

釧網本線各駅停車 (46) 「北浜・藻琴」

涛沸湖と海を結ぶ川を渡ると、右手に再び海が見えてきました。
【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 4 月~ 5 月時点のものです。新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。

北浜駅(B76)

どこからどう見ても海なのですが、北浜駅に到着です(ぉ)。
海との距離という点では、浜小清水駅もそこそこ近かったのですが、北浜駅と海の間には浜堤が無いので近さが際立っている……という印象でしょうか。

北浜駅は 1 面 1 線の棒線駅で、懐かしい感じのする駅舎は南側にあります。
北浜駅の駅舎の横には木製の(!)展望台があるのですが、これだけ海が近いとホームに展望台を併設するだけで OK ……ということなんですね(原生花園駅や浜小清水駅は駅の北側に展望台を別途設けていたので)。
北浜駅の「名所」は、やはり「オホーツク海岸」が筆頭でした。
それでは、次の藻琴駅へ向かいましょう(もはや写真の使い回しを躊躇しないスタイル)。
北浜駅については釧網本線ほぼ各駅停車 (7) 「北浜」もあわせてご覧ください。

太陽はまだ沈まない

北浜駅から出発後も、しばらくは海のすぐ傍を通ります。あまりに海が近いと路盤流失を心配してしまいますが、この距離だったら当分は大丈夫そうですね。
北の空では黒雲が青空を覆い隠そうとしていました。ちょうど 17:00 になったところですが、日没まではもう少しある筈です。

藻琴駅(B77)

藻琴駅に到着しました。ここも北浜駅と同じく 1 面 1 線の棒線駅で、ホームと駅舎は南側にあります。北浜駅と違うところはやや内陸側にあるところで、海側にも住居や工場などが立ち並んでいます。
木製のなかなか立派な柵が見えますが、これは防雪柵でしょうか……?

藻琴駅の駅舎も昔からのものを改修しつつ使い続けているようで、駅舎の中では喫茶店が営業中です。賃貸料で駅舎を維持するというビジネススタイルは素晴らしいとしか……!
そして気がつけば「釧網本線各駅停車」も残り 3 駅となりました(網走駅含む)。釧路から網走までは 169.1 km ありますが、駅の数がそこまで多くないこともあってか、思っていた以上に快調に来てしまいましたね……。
北浜駅については釧網本線ほぼ各駅停車 (6) 「鱒浦・藻琴」もあわせてご覧ください。

オホーツクマリンパレス(跡)

網走行き 4730D は藻琴を出発しました。このあたりは海岸段丘の麓を国道と並走しているのですが、この建物は……なかなか見事な壊れっぷりですね……。
この建物はどうやら「オホーツクマリンパレス」だったようです。そこそこ名のしれた「有名な廃墟」……ですね。
国道側から見ると……ああ、これは……。

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