【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 4 月~ 5 月時点のものです。新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。
良く見ると、大量の
釧路湿原駅(B56)
釧路湿原駅に到着しました。1 面 1 線の棒線駅で、ホームと駅舎は進行方向左側にあります。釧路湿原駅は JR 北海道発足の翌年の 1988 年に臨時駅として開設され、1996 年に常設駅に昇格しています(但し、2017 年の時刻表によると 12/1 から 4/28 までは全列車通過とのこと)。
釧網本線は沿線の観光資源(主に自然に関するもの)が豊かであることから、かなり早いタイミングで「観光路線」というスタイルに特化した印象があるのですが、結果的には先見の明があったと言えそうでしょうか。
釧路の守護神・岩保木水門
釧路行き快速「しれとこ」は釧路湿原駅を出発しました。湿原の真ん中に、なにやら巨大な人工構造物が見えてきましたが……どうやらあれが「
岩保木水門の近くを通り過ぎると、列車は 90 度近く左に向きを変えます。そのまま走ること数分で市街地が見えてきました(なんか久しぶりな感じが)。
遠矢駅(B55)
釧路行き快速「しれとこ」は遠矢駅に到着しました。現在は 1 面 1 線 + 貨物ホーム跡の側線というレイアウトに見えますが、かつては 2 面 2 線の相対式ホームだったとのこと。かつては線路があったと思しき場所には「記念植樹」の看板が立っていました。2000 年に中学 3 年生だったということは、そろそろアラフォーになっている筈ですが、何割くらいが今も地元で暮らしているのでしょう……?
遠矢駅は駅の西側に住宅地が広がっているということもあってか、ホームを横断する形で跨線橋(歩道橋)が設置されています。レイアウトを見る限りは「駅の跨線橋」ではなく単なる「歩道橋」のようですが、ホームの真上を堂々と通って……ますよね?
遠い筈なのに遠く感じない
それでは、遠矢駅を後にして、東釧路駅に向かいます。網走から遠矢までは 158.8 km あり、ここまで 2 時間 55 分かかっている筈なのですが、なんか全然実感が湧いてこないのが不思議なところです。遠矢駅の南で国道 391 号とオーバークロスして、国道が進行方向右側を並走することになります。確か跨線橋の前後は速度取締の名所だと聞いた記憶が薄っすらと……(記憶違いだったらすいません)。
ほんの一瞬だけ並流していた旧・釧路川とは、ここでお別れです(数百メートルほど離れるだけですが)。
釧路外環状道路
遠矢と東釧路の間は、釧路の市街地からそれほど遠くないにも関わらず、意外なほど手つかずな土地が広がっています。奥のほうに見えるのは「釧路外環状道路」ですね。これは信号関係の設備でしょうか。それにしてもこの写真、「釧路外環状道路」を走行中の車も込みで、なんか「ちょっといい感じ」に思えてしまうのは贔屓の引き倒しでしょうか……?
一方でこちらはなんとも言えない残念な写真ですが、「釧路外環状道路」との立体交叉(の手前)ですね。ちょっとシャッターのタイミングが早すぎた……?
別保川を渡ります。この先は(ついに)釧路市です!
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