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磯分内駅(B62)
磯分内駅の西には「北海道製糖」の磯分内工場があり、駅の北西から専用鉄道が伸びていました。
(この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである)
北海道製糖改め「日本甜菜製糖」の磯分内工場は 1970 年にホクレンに売却され、現在ではすっかり野に還りつつあるように見えます。Wikipedia によると、駅の南東にある「雪印乳業磯分内工場」までも専用線が存在した……とありますが、1970 年代の航空写真ではその存在が確認できない……ような気がします。
(この背景地図等データは、国土地理院の地理院地図から配信されたものである)
磯分内駅は 1 面 1 線の棒線駅です。かつては 2 面 2 線の相対式ホームに加えて貨物ホームがあり、また貨物列車用の副本線(と言うのですね)もあったそうですが……。駅名標の向こうに見える空き地が貨物ホームの跡でしょうか。
ひらがなで「いそぶんない」
駅舎は比較的新しそう……と言っても築 30 年以上なんでしょうけど……に見えます。ひらがなで「いそぶんない」とあるのが「ましゅう」と似ていますが、同時期に改築されたものなんでしょうか。良く見ると電線が垂れ下がったままですが、蛍光灯あたりが取り外された跡でしょうか。手前の柱には「安全第一」のプレートが見えますが、かなり年季が入ったものに見えます。
次の駅までは 10 km 超え
快速「しれとこ」は磯分内を出発しました。次の「標茶」までは 10.6 km もあります。中でも摩周・磯分内・標茶・茅沼の 4 駅の間は 39.2 km もあり、各駅間が全て 10 km を超えているのですが、これは「五十石駅」と[南弟子屈駅」の廃止が効いている……ということになりますが、磯分内と標茶の間には廃止駅は無い筈なので、この区間は元から駅間が長かった……ということになるでしょうか(緑と川湯温泉の間の 14.5 km は別格として、止別と知床斜里の間も 11.5 km ほどありますね)。
まだ 12:30 を少し過ぎたくらいですが、随分と雲行きが怪しくなってきましたね……。僅かに青空が覗いているのが唯一の希望でしょうか……。
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