2022年12月26日月曜日

次の投稿 › ‹  前の投稿

釧網本線ほぼ各駅停車 (2) 「網走・その 2」

 

一見、とてもガランとした感じのある網走駅のコンコースですが……(本来「コンコース」はガランとしたものだ、という説もありますが)
【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 4 月~ 5 月時点のものです。新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。

良く見ると「網走刑務所作業製品」と題されたショーケースが。どの品にも値札が付いているのが良いですね。何故「創英角ポップ体」なのかは謎ですが、まぁ「淡古印体」だとホラーになっちゃいますし……。「隷書体」とかは中々渋いと思いますが、今一つ「網走刑務所」のイメージ [具体的に] に合わないような気もしますし。
「網走刑務所作業製品」の上には「網走駅プチギャラリー」と題してモノクロームの写真が飾られています。撮影地は不明ですが、網走の近傍なんでしょうか。

春色・春色・夏色・秋色

「プチギャラリー」の上には「北海道」のポスターが(あ、よく見たら右上に JR のマークがあるので、これは「JR 北海道」のポスターですね)。何故か「春色」のポスターが 2 枚ありますが……
ちゃんと「冬色」のポスターもありました。冬だけ「はみご」にされたのだったらどうしようと思ったのですが、杞憂だったようです。
「網走監獄」と「オホーツク流氷館」「天都山展望台」のポスターも貼られています。「網走監獄」は鉄板の観光地ですが、他に「モヨロ貝塚」もありますし、ちょいと足を伸ばせば「能取湖」もあります。季節を選びますが卯原内の「サンゴ草群生地」も良さそうですし、もちろん天都山の「北海道立北方民族博物館」も外せませんね。
……あれ、何の話をしていたんでしたっけ。

はっきり大きな声で正確に伝え

「節電中」のポスターの下は待合室のガラス戸になっています。暖房効率を考えると、やはり仕切りが必須ですよね。
ガラス戸の横にはスタンプ台が置かれていました。
改札と「みどりの窓口」は定番の一体構造です。「いらっしゃいませ。いつもありがとうございます。」の文字も良いですよね。そして内側にはなにやら赤い文字が見えますが……
肝心要の一文字が見えないですが、「確実に聴く」でしょうか……?(2 枚下に正解があったよ
窓口横の「網走駅からお知らせ」には、日高本線代行バスの増発便の運転日が案内されていました。「本年 1 月 13 日から運転を開始した」とありますが、この「本年」は 2016 年のようです(2017/5/1 撮影)。
良く見ると「静内 18時20分発浦河行き代行バス運転日」は「平成 29 年 3 月 24 日(金)」が最終になっていますが、これは……この案内は賞味期限切れでしょうか。

ニポポ人形?

「みどりの窓口」と「自動券売機」の間は謎に離れているのですが、もしかしたら昔は「みどりの窓口」が券売機のすぐ近くにあった、とかでしょうか。
券売機の横は「網走市駅観光案内所」……でしたが、どうやらここ数年の間に移転したみたいです。
券売機の前から外に戻ると、旅行や企画商品のパンフが並んだ棚が置かれていますが……
この妙な形の棚、もしかして「ニポポ人形」をイメージしたもの……とかでしょうか? 良く見ると「キハ 183」らしきプラレール?が置かれているのも良いですね。

お詫び

カタログ棚の右隣には、行灯タイプの市内の案内図がありました。この案内図もいつの間にか撤去されてしまったようで、代わりにスタンプ台の位置に少し小ぶりな案内図が設置されているようです。
(旧)案内図の横には「お詫び」と題したポスターが貼られていました。これは 2011 年以降の一連の不祥事に関する「お詫び」のようです。
「お詫び」と言っても紙切れ一枚じゃないか……と毒づくことは可能かもしれませんが、会社の名前でこういった「お詫び」を出すことの重みは相当なものです。ただ、過去の悪しき慣習を反省するのは良いことですが、現場が萎縮したり士気を下げてしまうのは良くないので、そのあたりのケアもなされていると良いのですが……。

前の記事続きを読む

www.bojan.net
Copyright © 1995- Bojan International

0 件のコメント:

新着記事